柔道男子日本代表の井上康生監督が5日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見し、リオデジャネイロ五輪に続いて指揮を執る2020年東京五輪に向け「常に全階級で金メダルを目指す。このスタンスを変えるつもりはない」と抱負を述べた。
38歳の井上監督は地元開催の大舞台を「監督として携われることは誇り」と表現。競技発祥国としてメダル量産が期待される重圧を感じつつ「柔道を通じて日本の素晴らしさを世界に発信したい」と意気込む。一方で「柔道は世界各国が持つ格闘技の複合体になってきた。どの選手と当たっても、どうなるか分からない状況になってきた」と危機感をにじませた。(共同)
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