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2016.02.19 キャリア支援

就職支援「アスナビ」:大宅楓選手(陸上)、宮崎哲選手(パラ水泳)、小野智華子選手(パラ水泳)の採用が決定

就職支援「アスナビ」:大宅楓選手(陸上)、宮崎哲選手(パラ水泳)、小野智華子選手(パラ水泳)の採用が決定
大宅楓選手

 日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、陸上競技の大宅楓選手が「大東建物管理株式会社」に、パラリンピック・水泳の宮崎哲選手と小野智華子選手が「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」に、それぞれ採用されました。(宮崎選手は2016年3月1日付入社予定、大宅選手と小野選手は2016年4月1日付入社予定)
 今回でアスナビを通じた採用は、来春採用内定選手を含め、69社/団体97名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。

 大宅選手は陸上の800メートルで活躍。2015年には日本陸上競技選手権4位、日本学生陸上競技対抗選手権3位、静岡国際陸上競技大会4位の好成績を挙げました。
 大東建物管理株式会社の採用内定が決まり、大宅選手は「大学卒業後も競技に専念できる素晴らしい環境を与えていただいたこと、大変感謝しております。社会人として競技をすることに、責任と感謝の気持ちを持ち、目標に向かって、日々の練習に励みます。また、社員の一員として企業に貢献する活動にも積極的に取り組んで参りたいと思います」と、意気込みを語りました。

就職支援「アスナビ」:大宅楓選手(陸上)、宮崎哲選手(パラ水泳)、小野智華子選手(パラ水泳)の採用が決定
宮崎哲選手(写真:アフロスポーツ)

 宮崎選手は知的障害水泳の400メートル自由形(長水路)、100メートルバタフライ(短水路)の日本記録保持者。今年のINAS SWIMMING CHAMPIONSHIPS ASIA 400メートルメドレーリレーとフリーリレー優勝をはじめ、これまで2015年INASグローバルゲームス400メートルフリーリレー優勝、2013年ジャパンパラ水泳競技大会200メートル自由形優勝など活躍してきました。
 昨年6月4日に東京商工会議所で行われた「アスナビ」の説明会にも参加し、世界を相手に戦うための練習時間の確保を求めていました。
 今回、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社からの採用を受け、宮崎選手は「札幌で働きながら競技を続けるチャンスを頂き、感謝しています。職場の皆様に喜んで頂けるよう誠実かつ正確な仕事をしたいと思います。自己ベストを更新し、パラリンピックでレースをする夢を叶えるために、これまで以上に努力をしていきます」と、気持ちを新たにコメントしました。

就職支援「アスナビ」:大宅楓選手(陸上)、宮崎哲選手(パラ水泳)、小野智華子選手(パラ水泳)の採用が決定
小野智華子選手(写真:アフロスポーツ)

 小野選手は2010年アジアパラ競技大会の視覚障害全盲クラス女子100メートル背泳ぎで金メダルを獲得。12年ロンドンパラリンピックでは同じく100メートル背泳ぎで8位入賞、昨年のIPC世界選手権でも4位入賞と、世界レベルの活躍を見せています。
 昨年9月16日に味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた「アスナビ」説明会では、リオデジャネイロパラリンピックで表彰台、東京パラリンピックで金メダル獲得を目指していることをアピールしました。
 宮崎選手と同じく、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社からの採用を受け、小野選手は「今後は、仕事と水泳を両立させ、一人でも多くの方々に応援して頂けるよう努力していきたいと考えております。2016年のリオデジャネイロ、そして2020年東京パラリンピックの出場に向けて、日々練習に励みます」と、目標に向けて抱負を述べました。

 JOCでは今後も一人でも多くの選手と一社でも多くの企業が、双方にとってプラスになる雇用関係を実現出来るよう「アスナビ」を通じた就職支援を行っていきます。

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