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2014.11.06 キャリア支援

JOCの就職支援「アスナビ」:千田健太選手(フェンシング)ら8選手の採用が決定

JOCの就職支援「アスナビ」:千田健太選手(フェンシング)ら8選手の採用が決定
10月1日付けで「株式会社阿部長マーメイド食品」に入社した千田選手(写真:アフロスポーツ)
JOCの就職支援「アスナビ」:千田健太選手(フェンシング)ら8選手の採用が決定
アスナビをとおして内定を獲得した(右から)近谷選手、山田あゆみ選手、山田紗菜選手、横尾選手、谷口選手。左は福井烈JOC理事・選手強化本部副本部長(写真:アフロスポーツ)

 公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、以下8選手の採用が新たに決定しました。

・千田健太選手(フェンシング)
 株式会社阿部長マーメイド食品(2014年10月1日付)

・谷口令子選手(7人制ラグビー)
 凸版印刷株式会社(2015年4月1日付)

・横尾千里選手(7人制ラグビー)
 全日本空輸株式会社(2015年4月1日付)

・山田あゆみ選手(フェンシング)
 城北信用金庫(2015年4月1日付)

・山田紗菜選手(体操・トランポリン)
 株式会社ルミネ(2015年4月1日付)

・近谷涼選手(自転車競技)
 三和シヤッター工業株式会社(2015年4月1日付)

・岩本憧子選手(スキーフリースタイル)
 株式会社ヤマノホールディングス(2015年4月1日付)

・藤本もえこ選手(アイスホッケー)
 学校法人昭和大学(2015年4月1日付)

 今回でアスナビを通じた採用は33社46名となりました。
※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。

 千田選手、谷口選手、横尾選手、岩本選手の4人は、5月27日開催の日本経済団体連合会でのアスナビ説明会に出席。近谷選手は7月2日開催の板橋区及び東京商工会議所板橋支部共催の説明会で企業関係者へプレゼンテーションし、内定を獲得しました。

 採用決定8選手のうち6選手は、味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた記者会見(7日)に出席し、内定企業や関係者への感謝を口にするとともに、それぞれ今後の抱負を語りました。

<記者会見出席選手コメント>

■千田健太選手(フェンシング)
 10月1日より、株式会社阿部長マーメイド食品に所属になりました千田健太と申します。よろしくお願いします。
 ロンドンオリンピック後に一度引退しかけたのですが、(現役続行を決めて)今回この場に立てることになり、大変感謝をしていますしうれしく思います。希望していた地元の企業に就職することができ、ご協力いただいたことに対して、感謝の言葉しかありません。(2年後の)リオデジャネイロオリンピックでの金メダル獲得に向けて強い責任感を感じています。地元地域や被災地に対してできる限り貢献していきたいです。

JOCの就職支援「アスナビ」:千田健太選手(フェンシング)ら8選手の採用が決定
谷口令子選手(写真:アフロスポーツ)
JOCの就職支援「アスナビ」:千田健太選手(フェンシング)ら8選手の採用が決定
横尾千里選手(写真:アフロスポーツ)

■谷口令子選手(7人制ラグビー)
 このたびご縁があり、凸版印刷株式会社から内定をいただくことができました。競技自体はまだまだマイナーではありますが、競技に専念できる環境で仕事させていただくこと、大変感謝しています。ラグビーはグラウンドが広い中でプレーするため、チームワークが求められる競技です。私は競技で培ったチームワーク力を仕事でも生かしていけたらと思っています。これからは競技だけではなく、仕事においても一日一日を真剣勝負で頑張りたいと思います。

■横尾千里選手(7人制ラグビー)
 このたびご縁がありまして全日本空輸株式会社から内定をいただきました。競技に集中できる環境で働かせていただけること、またオリンピックで金メダルを取るという私の夢を応援していただけることに本当に感謝しています。ラグビーは小さな思いやりの積み重ねで成り立っているスポーツだと思っています。入社後はそのラグビーで培った思いやりの心を持って、少しでも会社に貢献できるように、ラグビー選手として、また社会人として一日一日を大切にして努力をしていきたいと思います。ありがとうございました。

JOCの就職支援「アスナビ」:千田健太選手(フェンシング)ら8選手の採用が決定
山田あゆみ選手(写真:アフロスポーツ)
JOCの就職支援「アスナビ」:千田健太選手(フェンシング)ら8選手の採用が決定
山田紗菜選手(写真:アフロスポーツ)

■山田あゆみ選手(フェンシング)
 フェンシングは対戦競技です。相手の考えの裏をかいたり、だましたりという事がとても重要になってきます。そう言ってしまうと、印象はあまり良くないかもしれませんが(笑)。仕事では相手の気持ちを考えたり、相手の考えを理解したりすることは、とても大切なことだと私は考えています。対人競技のフェンシングで培った相手の気持ちを理解するという能力を、仕事ではお客様の気持ちに寄り添ったサービスの提供に生かしたいです。入庫後は仕事では競技を生かし、競技では仕事を生かして全力で頑張ります。

■山田紗菜選手(トランポリン)
トランポリン競技は社会人や実業団チームが存在しません。仕事をしながら現役を続けるのは厳しいと感じ、(現役続行を)あきらめかけていました。このたびご縁がありルミネさんから内定をいただき大変うれしく思っています。大きなチャンスをいただいたので、仕事と競技の両立に励み、オリンピックという目標にチャレンジし全力で頑張ります。またトランポリンはまだまだマイナー競技なので、多くの方々に知ってもらえるように努力します。ひとりの社員として責任を持ち、感謝の気持ちを忘れずに日々精進します。

JOCの就職支援「アスナビ」:千田健太選手(フェンシング)ら8選手の採用が決定
近谷涼選手(写真:アフロスポーツ)

■近谷涼選手(自転車)
 入社後は社会人、そして社員の一員としての自覚を持ち、目標であるオリンピックでのメダル獲得、そして自転車のメジャー化を図れるように競技に励みたいと思います。そして社員の皆様の応援を力にして、僕が世界の舞台で活躍することで、会社を盛り上げ、社内に新しい風を吹かせられるように頑張りたいと思います。
 自転車競技は、自転車を保管するのに(社業である)シャッターなどが多く使われています。競技を通して宣伝していけたらと思います。

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