第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)は16日、愛知国際アリーナでバスケットボール男子準々決勝が行われ、日本(FIBAランキング22位)がチャイニーズ・タイペイ(同71位)を85―78で下し、準決勝へ進出することが決まった。
この日はこれまでと同様、小川敦也(宇都宮ブレックス)、高島紳司(宇都宮ブレックス)、金近廉(千葉ジェッツ)、川島悠翔(シアトル大学)、カークアレックス(川崎ブレイブサンダース)を先発起用。試合の立ち上がりは一進一退の攻防となるが、第1クォーター中盤以降に投入されたハーパージャンローレンスジュニア(サンロッカーズ渋谷)の激しいディフェンスから相手のターンオーバーを誘発。さらに黒川虎徹(アルティーリ千葉)の鋭いドライブやカークの得点で一歩抜け出す。第2クォーターにはシェーファーアヴィ幸樹(仙台89ERS)や金近、黒川らの得点で点差を広げ、44―32と12点リードで試合を折り返した。
後半も打ち合いの展開が続くなか、金近、川島、津屋一球(サンロッカーズ渋谷)らの3ポイントシュートでリードを維持。小川のファストブレイクも決まり、第3クォーター終了時点で最大19点差(68―49)まで引き離した。最終クォーター終盤には後がない相手の激しいフルコートプレスディフェンスに苦しめられ10点差まで縮められたものの、前半から蓄えたアドバンテージを守り切って85―78で勝利。見事ベスト4進出を果たし、次戦の準決勝では中華人民共和国と対戦する。
■試合後のコメント(ミックスゾーン・記者会見より)
吉本泰輔ヘッドコーチ
「チャイニーズ・タイペイという素晴らしい相手に対してチーム全員の貢献で勝利を掴み取ることができ、選手の強みを最大限生かすようなタイムシェアやガード陣を中心とした良い意思決定により非常に良い流れが作れている。自分たちの目指すバスケットを全うし、各選手が自信を深めながら次戦の中国戦に向けても全力で準備して挑みたい」
黒川虎徹選手
「前戦の反省を活かして40分間ディフェンスにフォーカスし続けられたことが勝利に繋がり、ヘッドコーチの求めるバスケットの理解が深まったことで役割が明確になり、ビッグマンのスクリーンの助けや仲間の激しい守備に支えられながら自分自身の良い判断やシュートを決め切ることができている。強敵となる中国戦に向けてもチーム全員で目の前の試合に集中して勝ちに行きたい」
ハーパージャンローレンスジュニア選手
「試合の出だしから非常に良い入りができた。相手のビッグマンが非常に上手かったが、シェーファーアヴィ幸樹選手や狩野富成選手、カークアレックス選手が工夫しながらシュートを決めていた。それが結果として相手をファウルトラブルに誘い込むことにつながったので良かった。次戦に向けても、チームの全員がそれぞれの役割を全うできれば、自ずといい試合ができると思っている」
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