日本オリンピック委員会(JOC)は7月11日、令和7年度JOCスポーツ賞表彰式とスペシャルトーク「~Rising Together 挑戦は続く~オリンピック競技大解剖!」が東京ミッドタウン日比谷1階アトリウムで開催されました。
「JOCスポーツ賞」は、オリンピック・ムーブメント推進とスポーツの各分野で優れた成績を挙げられた方々の栄誉を称えることを目的とするJOCの表彰制度で、平成3年に創設し、今回で34回目となります。今年度は優秀賞、新人賞、特別功労賞、特別栄誉賞の4つの年度賞で13名、さらにトップアスリートサポート賞8団体、女性スポーツ賞1名が受賞しました。
式に先立ち、橋本聖子JOC会長が登壇し、「令和7年度のJOCスポーツ賞受賞式に多くの皆さんにお出迎えをいただきまして、誠にありがとうございます。改めて選手の皆さん、受賞おめでとうございます。 そして、スポーツを盛り上げていただきましたことに、心から感謝申し上げます。また、支えていただいた企業の皆さん、学校、関係者の皆さんも、本日受賞をされました。改めて敬意と感謝を申し上げたいと思います。スポーツの力を未来へ繋いでいくことは、私たちの使命であると思っております。今日はファンの皆さんと一緒にお祝いをしていただき、さらなる選手の活躍にエールを送っていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶しました。
表彰式では受賞者が橋本聖子JOC会長から賞状やトロフィーを受け取り、それぞれ下記の通りコメントを述べました。
■戸塚優斗選手(スキー/スノーボード)
「本日はこのような賞をいただけて、本当に嬉しく思っていますし、集まっていただいた皆さま、本当にありがとうございました。オリンピック3回目でしたが、1~2回目に本当に辛い思いをし、そこからまた4年間取り組んで、今回のオリンピックで金メダルを獲れたので、本当に嬉しく思います。支えてくださった皆さまに一番の恩返しができたのかなと思っています」
■木村葵来選手(スキー/スノーボード)
「本日はこのような賞をいただき、そして皆さまお集まりいただき、本当にありがとうございます。今回初めてのオリンピックでしたが、金メダルという形を残すことができて本当に嬉しく思っていますし、4年後はもっと強くなってオリンピックの舞台に立とうと思っていますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします」
■深田茉莉選手(スキー/スノーボード)
「本日はこのような素晴らしい賞をいただき、本当に嬉しく思います。メダルを獲ってからかなり時間は経ちましたが、今でもあの時の嬉しい思い出や景色を鮮明に覚えています。あの場所でメダルを獲れたことは非常に嬉しいですが、できなかったところもまだまだあるので、次の大会に向けて、今は練習をしています。これからもチームメイトと一緒に頑張っていくので、応援よろしくお願いします」
■村瀬心椛選手(スキー/スノーボード)
「この度はこのような素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございます。今回、金メダルと銅メダルを2つ獲得することができ、非常に嬉しく思います。また、スノーボードという競技を広められたということが一番大きく、本日登壇しているスノーボード競技の4人が金メダルを獲ることができたので、大変嬉しく思っています。もっとスノーボードの魅力を皆さんにお伝えできればいいなと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします」
■オトリエ龍馬選手(テニス)(代理出席)
「(代理人による挨拶)本日はこのような素晴らしい場にお招きいただき、誠にありがとうございます。また、ルーキー賞という名誉ある賞を授与してくださった関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。現在、ウィンブルドンで開催されている14歳以下の大会に出場しているため、本日会場に来ることはできません。そのため、本日は父親である私が心からの感謝とともに、本人に代わってこの賞を受け取らせていただきます。龍馬からは、『このような素晴らしい賞をいただけたことに心から感謝しています。そして、この賞を励みに、これからもさらに努力を重ねていきたいです』という言葉を皆さまにお伝えしてほしいと頼まれました。この賞は彼にとって大きな励みとなっています。父親として、彼が本当のアスリートになり始めたと感じた出来事がありました。非常に暑い朝にもかかわらず、彼はいつものようにランニングへ出かけました。約50分後に帰ってきた彼に、『そんなに無理をしなくてもいいのではないか?』と声をかけると、彼は『限界を超えなければ、勝つことはできない』と答えました。その言葉は、今でも私の心に深く残っています。親にとって子どもはいつまでも子どもなのです。私にとっても龍馬は、今でも大切な息子です。しかし、彼の規律、努力、強い意志、そして謙虚な姿勢は、父親としての愛情だけでなく、一人の人間として心から尊敬する理由でもあります。私は龍馬が、これからも夢に向かって誠実に努力を続け、その挑戦の過程の中で幸せを見つけてくれることを心から願っています。それでは、改めましてこの素晴らしい賞をありがとうございました。そして、これからも龍馬へ、そしてアスリートの皆さまへの温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします」
■中井亜美選手(スケート/フィギュアスケート)
「この度は、素晴らしい賞をいただき、本当にありがとうございます。オリンピックは初出場だったので、緊張するかなと思っていたのですが、今まで自分自身が頑張ってきたことを信じることができたので、試合の時は本当に楽しむことができましたし、今までで一番いい演技ができたと思っています。本当にたくさんの方に支えていただいたおかげで、このメダルが獲れたと思っています。これからも感謝の気持ちを胸に、しっかりと日々頑張っていけたらいいなと思っています。これからも応援よろしくお願いします」
■丸山希選手(スキー/ジャンプ)
「本日、JOCスポーツ賞特別功労賞を受賞でき、大変嬉しく思います。ありがとうございます。私にとってオリンピックまでの道のりは、決して平坦な道のりではありませんでしたが、たくさんの方々に支えていただき、ミラノ・コルティナ2026大会では2つのメダルを獲得することができました。これまで支えてくださった方々のおかげで、こうして競技を続けることができたので、4年後さらに高い目標を持って精一杯頑張っていきたいなと思います」
■堀島行真選手(スキー/フリースタイル)
「この度はこういった形で、JOCの賞をいただくことができ、大変嬉しく思っております。これまでも様々な大会で賞をいただきましたが、このように皆さまの前に立って受賞するということは初めての経験でしたので、大変嬉しく思っております。また、先ほど早朝から並ばれているというお話を伺いましたが、やはりそういった選手を応援してくださる方がいてこそ、僕たちの活躍が価値のあるものになってくると感じています。ここにいらっしゃる企業の皆さま、僕たちを支えてくださり、応援してくださる方のおかげで今、好成績を収められていると思っていますので、金メダリストになれるように頑張ります」
■髙木美帆氏(スケート/スピードスケート)
「この度はこのような栄誉ある賞をいただき、誠に嬉しく思っております。オリンピックを思い返してみると、3大会連続でメダルを獲ることができましたが、決して1人の力では達成できなかったものだと思っています。たくさんの仲間たちや支えてくださるサポートスタッフの方々がいてくださったこと、何より本日こうやって会場に足を運んでくださる皆さまがいたからこそ、日本のスポーツ、オリンピック全体も盛り上がって全員で戦い抜けたと思っています。そのため、本日こうやってこのような賞を皆さまの前で受賞することができたことを、本当に嬉しく思っています。そして、長いスケート人生でしたが、本当に幸せだったなと改めて感じました」
■森田真沙也選手・鍵山優真選手・佐藤駿選手・吉田唄菜選手(スケート/フィギュアスケート)
※代表して森田選手がコメント
「本日はこのような賞をいただき、本当にありがとうございます。 選手の皆さま、そして関係者の皆さまのサポートのおかげで、ここまで来ることができました。本当にそのサポートなしでは、ここまで来ることができなかったので、本当に感謝していますし、これからも感謝の気持ちを忘れずに練習に励んでいきたいなと思います。そして、吉田選手と佐藤選手、鍵山選手、そして本日は来られていませんが、坂本花織さん、三浦璃来さん、木原龍一さんの、このチームとしてのまとまりが、団体戦3日間の中で非常に楽しかったので、その楽しい気持ちを忘れずに、また練習に励んでいきたいなと思います」
■岡部由起子氏(公益財団法人日本スケート連盟)
「私はフィギュアスケートの審判をしており、今回このような素晴らしい賞を受賞させていただき、本当に感謝しております。これもひとえに選手の皆さん、そしてそれを支えるコーチの皆さん、そしてサポートしてくださる連盟の皆さま、スポンサーの皆さま、そして朝早くからこちらにおいでいただいているファンの皆さま、その力があってこその成績だと思っています。そして、私としては陰ながら支える身でありますので、その陰ながら支える身をこうやって受賞させていただくこと、皆さまにとっては『自分たちだけでなく、陰ながら応援している人たちがたくさんいる』ということを胸に、これからの競技人生を送っていただきたいと思います。また、これからも陰ながら支えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」
続いて、スペシャルトーク「~Rising Together 挑戦は続く~オリンピック競技大解剖!」が行われ、受賞者が登壇しました。
■堀島行真選手
――ミラノ・コルティナ2026大会のデュアルモーグルで銀メダルを獲得されてから5ヶ月が経ちました。今、どのような思いで過ごされていますか?
「もう5ヶ月も経ってしまったのか、というのが正直なところです。すでに4年後のフランスアルプス2030冬季大会に向けて、現地の様子を見に行くなど準備を始めています。そのため、ミラノのことは少し忘れかけている部分もありますが、次に向けてすでに動き出している最中です」
――「あのとき、もっとこうしていれば良かった」と悔しさが夢に出てきたりすることはありますか?
「ゴールした瞬間に『こうしておけば良かった』という後悔や、逆に『次はこうすれば金メダルに届くのではないか』というアイデアがいくつも浮かんできました。今はそれを1つずつ必死に潰している段階です」
――4年後というのは長く感じられるかと思いますが、いかがでしょうか?
「長いとは思いますが、1年1年やるべきことをやっていくだけです。4年間でどれだけ自分が成長できたか、この2026年よりもさらに成長した自分になって30年を迎えられるようにしたいと考えています」
■髙木美帆氏
――現役引退を発表されましたが、選手時代のオリンピックでのレース、特に最後のレースなどはどのように思い出されますか?
「私はオリンピックで4種目に出場させていただきましたが、どの種目も色々な思いが詰まったレースでした。一番思いを懸けていた最後のレースでは、メダルを獲得できずに複雑な気持ちにもなりましたが、応援してくださった皆さまの言葉が、私のスケートに対する思いを少しずつ変化させ、ほぐしてくれたと感じています。結果だけで終わらない、たくさんの思い出が詰まった大会でした」
――これまで通算10個のメダルを獲得されましたが、「またリンクに戻りたい」と思う瞬間はありませんか?
「この5ヶ月間、『スケートに戻りたい』と思ったことは一度もありませんでした。それだけ全力でやり切ったのだと改めて感じていますし、自分のスケート人生は本当に幸せだったと満足しています」
■戸塚優斗選手
――オリンピックが終わり、今までできなかったことも含めて、今後はどのような時間を過ごしたいですか?
「オリンピックシーズンは海外遠征ばかりで日本に帰ってこられないため、大好きなバイクに乗る時間が全くありませんでした。海外でも自分のバイク動画を見るくらい乗りたかったので、これからは少し息抜きの時間を増やして、江の島や熱海あたりをたくさん走り回りたいです。4年後に向けた本格的なスタートは、少しゆっくりしてから切ろうと思っています」
■木村葵来選手
――オリンピックを終えてからの近況や、これからどのように過ごしていきたいか教えてください。
「これからも競技は長く続けていくつもりです。オリンピック後に一番多く言われた言葉が『髪の毛短くなったね』だったのですが(笑)、体が滅びない限りは、この先もずっとスノーボードをやり続けようと思っています」
■深田茉莉選手
――オリンピック前は厳しい練習の日々だったと思いますが、最近はどのように過ごされていますか?
「オリンピック前は楽しみながら滑る余裕がなかなかありませんでしたが、今は少し時間ができ、仲間たちと楽しみながら練習ができています。時代とともに採点基準や評価される技も変わっていくので、これからは自分のやったことのない新しい技の習得に向けて、少しずつ慣れていきたいです」
――地元・愛知に帰って、ご家族とゆっくりする時間は作れましたか?
「これまではずっと練習漬けでしたが、オリンピックが終わった直後に地元に帰り、多くの人に声をかけていただきました。練習や競技の時間ももちろん大切ですが、支えてくれた人や家族との時間を一番大事にしなければいけないなと改めて感じています」
■村瀬心椛選手
――北京2022冬季大会の銅メダルから、今回は見事金メダルへと輝きました。ここから先はどのような自分を目指していきたいですか?
「北京2022冬季大会の後は嬉しさよりも悔しさが大きくなり、『自分自身を変えなければいけない』とメンタル面も含めてこの4年間を過ごしてきました。その結果として金メダルを獲得でき、本当に嬉しかったです。何よりスノーボードという競技の魅力を広められたことが一番の収穫だと思っているので、今後もこの競技がもっと日本中に広まるきっかけを作っていきたいです」
■丸山希選手
――今後の目標や、これからの取り組みについてお聞かせください。
「スキージャンプはすでに夏の大会が近づいており、冬の世界選手権に向けてトレーニングをスタートしています。私の目標はあくまでも4年後の金メダル獲得ですので、そこに向けてこれからの4年間、日々のトレーニングに全力で励んでいきます」
■中井亜美選手
――今後の目標と、オリンピック後に身の回りで変わったことがあれば教えてください。
「今シーズンからシニア2年目に入り、ここからが本当のスタートだと思っています。4年後のオリンピック出場を目指して、1年1年を大切に過ごしたいです。身の回りの変化としては、街中で声をかけていただく機会が増えたことがすごく大きな変化です」
――スケート以外の時間は、最近どのように過ごされていますか?
「最近は、サッカーのワールドカップを観た影響で、練習リンクの前にある広い芝生で、スケート仲間の友達と一緒にサッカーをすることにハマっています」
■森田真沙也選手&吉田唄菜選手
――団体戦でのメダル獲得を経て、気持ちに変化はありましたか?
森田真沙也選手
「オリンピックという大舞台を経験して、改めて『スケートが楽しい』という気持ちが強くなりました。その楽しさのおかげで、世界選手権でも本当に楽しく滑ることができましたし、最近の練習も充実しています」
吉田唄菜選手
「このチームのメンバーとして団体戦でメダルを獲得できたことは、私にとって大きな経験と自信になりました。これからの競技生活にも非常に良い影響を与えてくれると思っています」
――中井亜美選手は、初めてオリンピックの会場に入ったとき、どのような気持ちでしたか?
■中井亜美選手
「初めてリンクに入ったとき、氷の上にオリンピックマークが刻まれていて、全体がキラキラと輝いて見えました。その光景を見たときに『あぁ、自分は本当にここまで来たのだな』と、ものすごく嬉しい気持ちが込み上げてきました」
――学習塾の勉強をするときにやる気が出ないときがあるのですが、やる気が出ないときはどうやって出していますか?
■丸山希選手
「私はその学習塾には通っていなかったのですが、練習でやる気が出ないときは、ジャンプ以外の別の練習を取り入れるなど、その日は少し違うアプローチのトレーニングをするように工夫しています」
■森田真沙也選手
「僕もやる気が出ないときはよくあります。そういうときは、『この課題をやり切ったら、大好きなアイスを食べに行く』というように、自分へのご褒美を決めてから頑張るようにしています」
――サッカーでシュートを外して負けてしまうと、次の試合で『また外したらどうしよう』と怖くなります。皆さんは失敗したあと、どのように気持ちを切り替えていますか?
■木村葵来選手
「練習でも頭から落ちるような失敗をたくさんしますが、失敗することは悪いことではありません。むしろ『自分がもっと上に行くためのチャンスだ』と捉えているので、失敗から自分の弱い部分を見つけて、そこを強くしていけばいいと思っています」
■中井亜美選手
「ショートプログラムで失敗して落ち込むこともありますが、すぐに『なぜ失敗したんだろう』とその瞬間のことを冷静に振り返るようにしています。そうすると次にどうすればいいかが明確になり、次の日のフリーに向けてしっかりと気持ちを切り替えることができます」
――僕は陸上クラブをやっているのですが、どうすれば物事を長く続けられますか?
■髙木美帆氏
「私は結果的に26年間スピードスケートを続けましたが、その間、スケートだけでなく、サッカー、ダンス、そして勉強や友達と遊ぶことも全力で並行してやっていました。1つのことだけに縛られず、他のことにも挑戦して楽しむことが、結果的に長く続けられる秘訣なのかなと感じています」
■堀島行真選手
「大きな目標を持つことが一番です。4年に1度しかチャンスがないオリンピックで金メダルを取るという大きな夢があるからこそ、その道中にある成長や課題自体を楽しんで、長く続けていくことができるのだと思います」
――オリンピックに必ず持っていくものはありますか?
■鍵山優真選手
「スケート靴や衣装などの道具はもちろんですが、競技が終わったあとにみんなで楽しむためのお菓子や、好みのカップラーメンを持っていきます。終わったあとの小さなご褒美を用意しておくと、ワクワクした気持ちで大会に臨めます」
■村瀬心椛選手
「私は極限の寒さに耐えるためのカイロと、たくさん消費する水を持っていくようにしています。少しでもウェアを薄着にして動きやすくしたいので、カイロを5枚ほど体に貼って寒さ対策をしています」
■髙木美帆氏
「他の国のアスリートもよくやっていることなのですが、選手村の部屋は無機質なことが多く、今回のミラノ・コルティナ2026冬季大会でも、私たちの宿泊施設はやはり少し味気ない雰囲気でした。そのため、海外の選手は家からお気に入りの写真や壁に飾るものを持ってきている人が多く、私も思い出の写真や家族からもらった手紙を持っていき、部屋の壁に貼り、少しでもリラックスできるようにしていました」
■佐藤駿選手
「ゲーム機ですね(笑)。やはり海外での滞在期間が長いですし、常に気持ちが張っている状態なので、息抜きの時間を作るためにも持っていって本当に良かったなと思っています。チームの仲間とも一緒にプレイしたのですが、僕が一番強かったです(笑)」
■戸塚優斗選手
「(化粧道具などは持っていくかと聞かれ)化粧道具やおしゃれをするためのものは一切持っていかないです。そもそも、遠征先ではおしゃれをするような場所がありませんし、私服を着る機会もほとんどありません。基本的にずっと競技用のウェアを着て、ニット帽を被って過ごしているので、そういった身だしなみを整える特別なアイテムは持っていかないですね」
続いて、今年9月に開催される愛知・名古屋アジア大会の紹介およびクイズが行われ、今大会で大会組織委員会のアスリート委員長を務める谷本歩実JOC理事、出題するキッズアシスタントの子どもたちが登壇しました。谷本JOC理事は、45の国と地域から1万5,000人の選手が集まり、43競技が競われる大会の概要と、カキツバタの花とシャチホコをあしらった大会エンブレムのデザイン、そしてアジア大会がオリンピックへと繋がる「登竜門」として位置づけられていることを説明しました。
その後、愛知・名古屋アジア大会に関するクイズが行われ、受賞した選手たちや来場したファンの方たち全員が盛り上がりをみせました。
クイズが終わると谷本JOC理事は「皆さまの中から、追加競技になりそうな提案もありましたので、今後またいろいろな競技が追加されていくのも楽しみにしていきます。また、このアジア大会は、日本選手約900人の方が出場します。最大規模のTEAM JAPANで挑みます。ぜひ皆さん9月19日から10月4日、現地またはテレビに張り付いて応援をしていただけたらと思います」と呼びかけました。
最後にオリンピアンを代表して、髙木氏が「スポーツというのは可能性が大きく広がっているなと感じています。スポーツをやることは、たくさんの人に出会うことができ、自分自身を大きく成長させてくれるものだと思っています。特に競技スポーツというものは1人でできるものではなく、たくさんの人々のご協力、支えがあって成り立っていくものであります。この先、何か1つのスポーツで頑張っていきたいと思う子どもたちがいたら、ぜひ感謝の気持ちを忘れずに、最大限楽しんで頑張ってもらいたいなと思っています。ここに立っているオリンピックを経験したアスリートは、全員オリンピックの良さや凄さを感じていると思うので、それを目指す子どもたちが増えてくれたら嬉しいなと思います。改めて本日はありがとうございました」と述べ、イベントが締めくくられました。
☆令和7年度JOCスポーツ賞受賞者一覧はこちら
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