日本オリンピック委員会(JOC)は、4月22日(水)に群馬県の高崎市立倉賀野中学校にて、「JOCオリンピック教室」を開催しました。
JOCオリンピック教室は、オリンピック・ムーブメントの普及・啓発を目的とした取り組みです。オリンピアン(オリンピック出場選手)を講師として招き、オリンピズム(オリンピック精神)やオリンピックの3つの価値「オリンピックバリュー=卓越(Excellece)、友情(Friendship)、敬意/尊重(Respect)」を体験的に学ぶことで、生徒たちがそれらをより身近に感じられるよう、中学生を対象に授業形式で実施しています。
バレーボールを通して学ぶ「協力」と「挑戦」
1時限目のオリンピアン先生は、バレーボールの櫻井由香先生。バレーボールを使った準備運動やパスの練習後、チームごとにボールを繋ぎながら折り返し地点を回るリレー形式のプログラムに挑戦しました。途中には作戦タイムが設けられ、生徒たちは声を掛け合いながら工夫を重ね、より良い記録を目指します。回を重ねるごとに連携が高まり、3回目の挑戦では全チームがタイムを縮める成果を見せました。仲間と協力することの大切さと、挑戦を続ける楽しさを体感する時間となりました。
仲間を思いやる心がチームを強くする
2時限目の座学では、櫻井先生の現役時代の映像を鑑賞。厳しい練習の中でも笑顔を忘れずに取り組む姿に、生徒達は大きな驚きを見せていました。櫻井先生は、オリンピックバリューである「気遣い・応援・尊敬」を大切にしていること、そして良いチームワークのためには仲間への思いやりや感謝の気持ちが欠かせないことを伝えました。グループワークでは、「友達の良いところ」を見つけ、それをオリンピックバリューに当てはめて発表。「最後まで諦めずに一緒に走ってくれた」「名前を呼び合ってパスを繋いだ」「他のチームも応援できた」など、生徒たちの間で具体的な行動が共有されました。櫻井先生は「前向きな言葉や行動が夢の実現につながる」と、生徒たちへメッセージを送りました。
体験を通して理解する「挑戦」と「規律」
3・5時限目は、ショートトラックの勅使川原郁恵先生による授業。ショートトラックの特徴や体幹の重要性について学んだ後、実際の競技の姿勢を雑巾がけで体験。チームでオリンピックバリュー「卓越(Excellece)」「友情(Friendship)」「敬意/尊重(Respect)」を意識しながら、身体を大きく傾けながら進む動きに挑戦しました。また、チームで10周を雑巾掛けするリレーでは、回数を重ねるごとに作戦や工夫が生まれ、記録が向上。声掛けやルールを守ることの大切さも振り返りました。
夢を支えた努力と支え合いの力
座学では、勅使川原先生がこれまでの競技人生を振り返り、オリンピック出場の中での悔しさや、それでも諦めずに挑戦し続けた経験を語りました。また、夢を叶えるために毎朝走り続けた努力や、遠征中に友人がノートを届けてくれたこと、家族の支えなど、多くの人とのつながりが力になったことを紹介。オリンピックシンボルは、五大陸の団結を表し、5色と背景の白色を合わせて世界中の国旗が描けることも説明しました。グループワークでは、運動の時間の行動をオリンピックバリュー「卓越(Excellece)」「友情(Friendship)」「敬意/尊重(Respect)」の観点で振り返り、日常生活でもオリンピックバリューを実践していくことの大切さを伝えました。
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