日本オリンピック委員会(JOC)が行っているトップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、パラ・パワーリフティングの佐野義貴選手が「アクテリオンファーマシューティカルズジャパン株式会社」に、テコンドーの松井優茄選手が「株式会社ムジャキフーズ」に、それぞれ採用されました。(佐野選手は2016年1月1日付入社、松井選手は2016年4月1日付入社予定)
今回でアスナビを通じた採用は67社94名となりました。※詳細は下記、リンク先の「アスナビ」ページをご参照ください。
佐野選手は2013年と2015年の全日本パラ・パワーリフティング選手権大会72kg級の優勝者で、仁川2014アジアパラ競技大会では同級で6位に入賞しています。世界と戦う上で「一番大事なことは練習量」だと考える佐野選手は、支援企業を探していました。
医薬品の研究・開発、輸出入、製造および販売を行うアクテリオンファーマシューティカルズジャパン株式会社に就職が決まり、「2016年リオデジャネイロパラリンピック、2020年の東京パラリンピックに向けて、競技に専念できる環境を与えていただき心から感謝しています。会社の皆様と一緒に目標を目指し応援していただけるよう、より一層競技力を高め、夢に向かって努力していきたいと思います」と意気込みを語りました。
松井選手は2014年の全日本学生テコンドー選手権大会で優勝。15年には全日本テコンドー選手権大会でも優勝し、世界選手権大会にも出場しました。大学卒業後も競技を続けられる環境を探していた松井選手は、業務委託による独立支援事業を行っている株式会社ムジャキフーズに採用が決まりました。
4月の入社を控え、松井選手は「大学卒業後も競技に専念できる環境を与えていただいたこと、また、今回サポートしてくださった方々に心から感謝しています」と述べ、「今後も、競技に励むことはもちろん、テコンドーを身近に感じていただけるよう社内外に働きかけていければと思っています。また社会人としても成長できるように努力していきたいと思います」と競技者として、そして社会人としての成長を誓いました。
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