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2006.02.22 オリンピック

【フィギュアスケート】ショートプログラムは日本好発進

2月21日、パラベラでフィギュアスケート女子シングルのショートプログラムが行われ、
日本勢の先頭を切って安藤美姫選手が14番目、続いて荒川静香選手が21番目、村主章枝選手は27番目に滑走した。

荒川選手は当初予定していた3回転+3回転のコンビネーションジャンプを3回転+2回転に変更したものの見事に決め、流れに乗った。その後、3回転フリップ、2回転アクセルを成功させ、荒川選手独自の手で持たないY字スパイラルシークエンスでは3秒間ポジションを保ち、会場からはため息がこぼれた。フィニッシュは会心の出来に満面の笑み。荒川選手は66.02点の高得点で、1〜2位とわずかの差で3位につけた。

ソルトレークシティー冬季オリンピックに続き、2大会連続出場の村主章枝選手も素晴らしい演技を披露。高さのあるジャンプと流れるようなランディング、スピード感のあるスケーティングと計算しつくされた綿密なステップワークで観客を魅了。61.75点でメダル獲得圏内の4位と好位置につけた。
オリンピック初出場の安藤美姫選手は3回転+2回転のコンビネーションジャンプでのミスが響き、56.00点で8位スタートとなった。
ショートプログラム1位は66.73点でコーエン選手(米国)、2位は66.70点のスルツカヤ選手(ロシア)。

荒川選手は「8年前の長野は何がなんだか分からないうちに終わった。今回は緊張しながらも1つ1つを丁寧に、会場の雰囲気を感じながら滑った。自信はもちろん必要だが、過信せずにマイペースで臨みたい」、村主選手は「小さなミスを修正し、明後日につなげてがんばる」、安藤選手は「すごく緊張したけれど、日本の応援が嬉しかった。この舞台で滑れることを誇りに思い、悔いの残らないよう滑る」とそれぞれ23日に行われるフリーに向けて抱負を語った。

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