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第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

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【メダリスト会見】レスリング・屋比久選手「自分のレスリングを貫くという力がついた」

カテゴリ:オリンピック
2021.08.04
【メダリスト会見】レスリング・屋比久選手「自分のレスリングを貫くという力がついた」
銅メダル獲得から一夜明けた会見で喜びを語った屋比久翔平選手(写真:アフロスポーツ)

 東京2020大会のレスリング男子グレコローマンスタイル77kg級で銅メダルを獲得した屋比久翔平選手が4日、記者会見に出席し、メダル獲得から一夜明けた心境を語りました。

■「昔から僕のことを見てくれている方がメッセージをくれた」

――メダル獲得の感想をお願いします。

屋比久選手 銅メダルを獲得して一夜明けて、沖縄県の方々や地元の中学の同級生、ちびっこのお父さんお母さんからもメッセージが届いて、メダル取ったんだなって実感しています。

――昨日は(試合開始が)遅い時間でしたが、寝られましたか?

屋比久選手 ドーピング検査が長引いてしまって遅くなってしまったので、ご飯食べて布団についたら気絶していました。

――印象深い、印象に残った方のメッセージはありますか?

屋比久選手 昔から僕のことを見てくれている方がメッセージをくれることが多くて、僕のレスリングをずっと見てきて「僕のレスリングスタイルを貫けている」とメッセージをいただけて、すごくうれしく思いました。

――どなたからですか?

屋比久選手 僕が中学の頃から、(沖縄県立)浦添工業高校で練習をさせてもらっていて、その高校の先輩であったり、常日頃から一緒に練習していた高校の同級生からメッセージをいただきました。

――お父様の保さんからは?

屋比久選手 親父とは試合後に少し電話したくらいで、それ以降は親父のところも電話が鳴り響いて忙しくて、あまりメッセージをとれていないです。

――電話ではどんなやりとりをされましたか?

屋比久選手 すごくシンプルで。僕が電話して「(メダルを)とったよ」って言ったら「そうか、お疲れさん」という感じです。

――昨日の3位決定戦についても伺います。モハマダリ・ゲラエイ選手(イラン)とは2018年に2度試合をされていて、大差で負けていますが、今回は後半に攻めて逆転勝ちでした。この3年間で一番伸びた部分はのはどのあたりだと感じますか?

屋比久選手 自分のレスリングを貫き通すことが一番伸びたことだと思っています。3年前に対戦したときは防戦一方的な感じで、自分のレスリングができずに終わってしまった試合が多かったです。ゲラエイ選手と試合した時もそうですし、他の負けた試合もそうですけど、自分のレスリングを出せずに終わってしまう試合が多かったです。

 今回の試合に関しては、少しでも多く自分のレスリングを出せたことが勝ちにつながったかなと思います。負けた試合でも自分のレスリングが後半はできていたので、もっと前半できていたら勝てたと思うし、自分のレスリングを貫くという力がついたと思います。


【メダリスト会見】レスリング・屋比久選手「自分のレスリングを貫くという力がついた」
屋比久翔平選手(写真:ロイター/アフロ)

■「競技をやるからには世界のてっぺんに登りたい」

――沖縄勢初の個人種目、初めてのメダル獲得について、糸数陽一選手(ウエイトリフティング)だったり、幼いころから知ってる宮本昌典選手(同)の存在が刺激になったという話がありましたが、昨日の夜はやりとりをされましたか?

屋比久選手 特にはしていないですが、2人の存在が力になったのは事実です。

――宮本選手とはいつから知り合い?

屋比久選手 たぶん小学校のころから。ずっと「マー君」と呼んでいますが、マー君が小学校1年生くらいの時から知っていて、練習も一緒にしたこともありますし、そんな記憶ですね。

――沖縄に帰ってメダルを、先に誰にかけたいですか?

屋比久選手 沖縄に帰ったら親父にかけてあげたいです。

――これからに向けて、新たな意気込みなどありましたらお聞かせください。

屋比久選手 銅メダルをとれたんですけど、一番いい色ではないですし、競技をやるからには世界のてっぺんに登りたいですし、今回のオリンピックという舞台で課題も見えてきました。それを1年1年しっかり課題を克服していけば、成長していけば金メダルにグッと近づけるのではないかと思っているので、かんばっていきたいなという思いはあります。

――重いクラスのメダルは快挙だと思います。このクラスでメダルをとれた理由や戦略はありますか?

屋比久選手 重量級でのメダルということで世界選手権、オリンピックでメダルを取れていないという部分があったんですけど、出るからにはなんとしても自分がメダルをとる気持ちでやっていたのでその気持ちは強かったです。メダルを取れた要因としてあげられるのは、外国人選手の力が強くて、最初自分のペースにもっていけなくて負けるパターンが多いので、そこを改善したということ。もう一つがスタミナ。僕の持ち味であるスタミナを出すことによって、最終的に自分がなんとしてでも1点でも多く勝っている場面を作っていけば絶対勝てるという考えだったので、それが勝因じゃないかなって思います。

――今大会のジャッジの傾向、会場の雰囲気で感じたことはありますか?

屋比久選手 ジャッジの傾向について、そこまで違和感なくやってこれました。会場の雰囲気は自国開催でボランティアの方々やスタッフの方々に応援していただいて、僕が通るたびに「頑張ってください」と声援をいただいたのがうれしくて、すごく励みになり力になりました。


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