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2018.03.12 オリンピック

第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)日本代表選手団 帰国報告会を開催

第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)日本代表選手団 帰国報告会を開催
平昌オリンピック日本代表選手団の帰国報告会を開催(写真:アフロスポーツ)
第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)日本代表選手団 帰国報告会を開催
齋藤泰雄団長(写真中央)、小平奈緒主将(同右から2番目)、葛西紀明旗手(同右端)が熱い声援に感謝を伝えた(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は、第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)の日本代表選手団による帰国報告会を、2月27日(火)に東京ミッドタウン キャノピー・スクエアにて開催しました。

 イベントには日本代表選手団と応援団長を務めた松岡修造さんが出席し、約5000人の来場者を前に、帰国報告やミニトークを行いました。

 まず、日本代表選手団を代表して齋藤泰雄団長が、今大会でのメダル獲得総数が13個(金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個)にのぼり、冬季大会で史上最高の成績を残したことを報告し、「日本から熱い応援を選手たちに送っていただいたおかげです」と、温かな声援に感謝を述べました。そして、「今日は限られた時間ではございますが、活躍した選手から皆さんへのお礼の言葉を伝えさせていただきます」とあいさつしました。

 続いて、スピードスケート女子500mで金メダル、1000mで銀メダルを獲得し、選手団の主将を務めた小平奈緒選手があいさつに立ち、国民の皆さんに感謝を伝えるとともに、「皆さんの応援がこの後の平昌冬季パラリンピック、東京2020大会の選手たちに届くように、また、冬季スポーツにも興味を持っていただいて、本当にたくさんの方々に会場に応援しに来ていただけるような、そんなきっかけになればいいなと思います」とスポーツ界全体のさらなる発展に期待を述べました。

 また、開会式で旗手を務めたスキー・ジャンプの葛西紀明選手は「選手にパワーを届けるという思いで、思い切り振りました。本当に多くのメダルをとることができましたし、たくさんの応援のおかげでこういった素晴らしい結果を残すことができ、本当によかったと思います」と、笑顔で語りました。

第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)日本代表選手団 帰国報告会を開催
髙梨沙羅選手(写真左)、原大智選手(同中央)と応援団長の松岡修造さん(写真:フォート・キシモト)
第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)日本代表選手団 帰国報告会を開催
あいさつする髙木菜那選手(左から2番目)(写真:フォート・キシモト)

 続いて、選手たちが登壇し、松岡さんとのミニトークで平昌大会の感想や今後に向けての抱負などを語りました。

 スキー・ジャンプ女子ノーマルヒルで銅メダルを獲得した髙梨沙羅選手は、「最後の最後でとても楽しめて飛べたので、自分の思い出に残る試合になりましたし、目標にしていた金メダルには届かなかったので正直悔しい思いもありますが、次の4年後に向かって切り替えて頑張っていきたいと思います」と今大会を振り返るとともに、北京2022大会へ意欲を見せました。

 また、スピードスケート女子のチームパシュートとマススタートで金メダルを獲得した髙木菜那選手は、「(1月に行われた)結団式のときから皆さんに勇気を届けてもらって、それが今回は自分の力になって試合に臨めていたので、本当にたくさんの方たちが応援してくださったからこその金メダルだと思います」と感謝の気持ちを述べました。

第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)日本代表選手団 帰国報告会を開催
笑顔を見せる(左から)羽生結弦選手、宇野昌磨選手、宮原知子選手、村元哉中選手(写真:フォート・キシモト)

 フィギュアスケートの男子シングルで2連覇を果たした羽生結弦選手は、「スケート人生だけでなく、しかも今までだけでなく、これからの人生の全てを懸けた結果が、この金メダルだと思います。自分が懸けた分、こうして皆さんが喜んでくださっているのがすごくうれしいですし、その喜びが自分の喜びにもなっているので、『ありがとう』という言葉が一番(皆さんに)伝えたい言葉です」と話し、集まった来場者に「これからもフィギュアスケートのみならず、いろいろなスポーツでいろいろな方が気持ちを込めて競技をすると思います。是非応援してください」と呼びかけました。

 最後に、松岡さんが来場者の皆さんと「チームニッポン!」の掛け声とともに拳を突き上げて、大盛況の帰国報告会を締めくくりました。

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