競技の紹介

ボウリング競技を一言で言うと「レーン上の見えないオイルを読む」競技です。ボウリングレーンにはレーン保護のためオイルが塗布されていますが、このオイルが選手の投球するボールの軌道に大きく影響を与えます。
競技進行につれて変化するオイルコンディションを感じ取り微調整を繰り返す、技術・パワー・経験が必要なメンタル要素の強いスポーツと言えるでしょう。

今大会の見所、意気込み

今回大きな期待を寄せるのは、今年からナショナルチーム副キャプテンを務めている石嶺可奈子です。5月にインドアゲームズと同じ会場で開催された東アジア・パシフィック選手権では個人の種目（シングルス・オールエベンツ・マスターズ）の３冠を独占し、今最も勢いのあるプレーヤーと言えます。男子も同大会でマスターズ準優勝の武本真明が、持ち前のパワーに安定感も備わって頼もしい存在になりました。チームの大黒柱、伊藤丈・片井文乃両キャプテンを中心に、脇を固めるプレーヤーも十分に実力を備えた布陣を組むことができました。
これまでチームワークを最大の武器にアジアの強敵と戦ってきた日本としては、４人チーム戦のメダルは何としても死守したいところです。

石嶺可奈子選手
写真提供：アフロスポーツ

男子5人チーム戦 金メダル 武本真明選手
写真提供：アフロスポーツ

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