写真:西村尚己/アフロスポーツ
2026年日本代表選考大会(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
1969年にメキシコで考案され、スペインではサッカーを超える国内第1位の競技人口を誇るなど世界的なムーブメントとなっています。欧州や中東、中南米を中心に市場が急拡大し、150以上の国・地域で親しまれています。
日本でも2010年代から普及が進み、全国で施設整備と強化が進められています。2025年の「FIP Asia Padel Cup(カタール・ドーハ)」において女子日本代表が初代アジアチャンピオンに輝いたほか、2024年の世界選手権でもアジア最高位となる11位を記録するなど、アジアトップクラスの実力を誇ります。
パデルのコート(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
10m×20mの長方形コート(周囲を高さ3〜4mの強化ガラスと金網で囲み、人工芝に砂を撒いたコート)を使用し、原則2対2のダブルス形式で争われます。ガットのない穴あき板状ラケットと、内圧の低い専用ボールを使用します。
スコアリングとサーブ
カウント方式はテニスと同様(15、30、40の6ゲーム先取)です。サーブは腰の高さ以下のアンダーハンドに限定され、グリップエンドの安全ストラップ手首装着が義務付けられています。2026年新ルールとして、デュース後の接戦を1ポイントで決する「Star Point(スターポイント)制」やウォーミングアップ短縮などの速テンポ化が導入されています。
壁とコート外の活用
地面に1バウンド後であれば強化ガラス壁に当たったボールをそのまま返球できます。自陣の壁に当てて相手コートへ打ち返す「コントラ・パレッド」や、相手の強打が壁に当たって跳ね返った球を叩く「レボテ」、コート外へ飛び出した打球をゲートから出て打ち返す「アウト・オブ・コート」など、特別な壁活用ルールが存在します。
2026年日本代表選考大会(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
パデル最大の見どころは、四方の壁を「味方」として計算に入れる立体的なラリー戦と、ペア同士の精密なポジショニング争いです。
テニス出身者が多く基礎技術に秀でた日本代表は、粘り強い守備力と組織的なダブルス連携を強みとしています。相手を深く押し込む「バンデッハ」や低く滑る「ビボラ」といった多彩なショット、自陣の壁を利用して守勢から一気に逆転へ転じる「コントラ・パレッド」、コート外へ飛び出して返球するダイナミックな「アウト・オブ・コート」など、テニスやスカッシュにはない独自のプレーやショットを活かした戦略的な駆け引きが一瞬も目を離せない興奮を生み出します。
写真:日本パデル協会
| 競技初回実施大会 | ー |
|---|---|
| TEAM JAPAN初出場大会 | ー |
| 競技別累計メダル数 |
|
2026年8月1日時点
TEAM JAPAN記録を見る