写真:AP/アフロ

自転車

CYCLING
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自転車は第1回のアテネ1896大会から正式競技として実施され、以来途切れることなく実施されている数少ない競技の一つです。「トラック」「ロード」「BMX」「マウンテンバイク」の4つの種別に分類され、それぞれにいくつかの種目があります。

東京2020大会 自転車 BMX 男子レース 準々決勝

東京2020大会 自転車 BMXレーシング 男子レース 準々決勝(写真:松尾/アフロスポーツ)



トラック

トラックは、自転車専用のコース(トラック)にて着順やタイムを競う競技で、パリ2024大会では男女それぞれ6種目が行われます。個人種目は2人ずつで争う「スプリント」、7人までの選手が先着を競う日本発祥の「ケイリン」、1日4種目を行いその合計ポイントで争う「オムニアム」があります。団体種目は、3人1組でそれぞれの選手が1周回ずつ先頭を引いた後にチームから離れ、最後の1人がゴールしたときのタイムを競う「チームスプリント」、4人1組で16周走る「チームパシュート」、2人1組で男子50km、女子30kmの距離を走る「マディソン」があります。

東京2020大会自転車トラック女子オムニアムエリミネーションレース

東京2020大会 自転車 トラック 女子オムニアム エリミネーションレース(写真:望月秀太郎/アフロ)

ロード

ロードは定められた距離の舗装路を軽量化された専用自転車で走り、着順もしくは走破タイムを競う競技です。コースを一斉にスタートしてフィニッシュの着順で争う「ロードレース」は、パリ2024大会では男子273km、女子158kmをそれぞれ1日で走ります。「タイムトライアル」は一定の時間間隔をあけて1人ずつスタートして走行タイムを競う種目で、パリ2024大会では男女ともに32.4kmを走ります。

東京2020大会自転車ロード男子ロードレース

東京2020大会 自転車 ロード 男子ロードレース(写真:望月秀太郎/アフロ)

BMX

BMXはバイシクル・モトクロスのことで、オートバイのモトクロスの影響を受けてアメリカで誕生した競技です。「レーシング」は8mの高所にあるゲートから最大8人が一斉に坂を駆け下り、大きく起伏のあるコースで高々とジャンプを繰り返し、幾つかの傾斜の付いたコーナー(バーム)を抜けてゴールを目指し、着順で順位が決まります。「フリースタイル」は東京2020大会で新たに加わった種目で、曲面やスロープを複雑に組み合わせた施設で行われます。1分間にトリック(ジャンプ、空中動作、回転などの技・テクニック)をいくつも行い、点数を競う採点競技で、技の難易度や独創性、流れ、コントロール、着地などが採点の対象となります。

東京2020大会自転車BMXフリースタイル男子パーク決勝

東京2020大会 自転車 BMXフリースタイル 男子パーク 決勝(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

マウンテンバイク

1周4km〜6kmの未舗装の山道を走る「クロスカントリー」は、コースにさまざまな表情があり、体力と技術でいかにコースを征服するかが見どころです。また、公道ではなく未舗装の山あり谷あり岩場ありのクロスカントリーコースを走るために転倒やパンクなどのアクシデントがつきもので、コース脇に控えるメカニックや補給員との連係も必要となります。

東京2020大会自転車マウンテンバイク男子クロスカントリー

東京2020大会 自転車 マウンテンバイク 男子クロスカントリー(写真:望月秀太郎/アフロ)


参考情報INFORMATION

競技初回実施大会 アテネ1896大会
TEAM JAPAN初出場大会 ヘルシンキ1952大会
競技別累計メダル数
  • 金0
  • 銀2
  • 銅3

2024年1月1日時点

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