写真:森田直樹/アフロスポーツ
砂浜で競技を行うということ以外にも、ビーチバレーボールにはバレーボールと異なる特徴がいくつかあります。バレーボールは6人制が代表的ですが、ビーチバレーボールは2人制で前衛・後衛やレフト・ライトに分かれてボールを繋ぎます。この2人は自由に配置を入れ替えることも可能です。コートは16m×8mで、屋内のバレーボールよりひと回りほど狭めですが、ネットの高さはバレーボールと変わりません。その広さと高さを2人だけでカバーしなくてはならない上、砂浜や裸足という環境も相まって、非常にハードな競技だと言えます。また、試合形式も異なり、25点先取の5セットマッチが主流のバレーボールに対し、ビーチバレーボールは21点先取の3セットマッチで行われます。
ビーチバレーボールのルールの中にはバレーボールと異なるものがいくつかあります。1つ目は「フェイント」。バレーボールではよく使う戦術の1つですが、ビーチバレーボールでは反則になります。ただし、指の腹を使用したフェイントは反則ですが、揃えて伸ばした状態の指先やグーの状態、指を曲げた状態、手の甲を使ってのフェイントは認められています。
バレーボールと異なるルールの2つ目は「ブロック」です。バレーボール同様、ビーチバレーボールも相手のアタックをブロックすることは可能ですが、ブロックした後のボールに触れられる回数が異なります。バレーボールはブロックに触れた後から3回、ビーチバレーボールはブロックに触れたら1カウント。その後は2回しか触れることしかできません。
競技初回実施大会 | アトランタ1996大会 |
---|---|
TEAM JAPAN初出場大会 | アトランタ1996大会 |
競技別累計メダル数 |
|
2024年1月1日時点
TEAM JAPAN記録を見る