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【平昌リポート】選手団の栄養サポート拠点「JOC G-Road Station」がオープン

2018.02.12  カテゴリ:オリンピック

 日本オリンピック委員会(JOC)が平昌オリンピック日本代表選手団の栄養サポート拠点として設置する「JOC G-Road Station」が2月4日にオープンしました。

 同施設は日本代表選手団員等に「和軽食」を提供し、選手がベストコンディションを維持して競技に臨めるようJOCが設置したもの。2016年のリオデジャネイロオリンピックで初めて設置したところ、大会期間中に約1700食が出るなど選手団から高い評価を受け、冬季競技団体からの設置要望に声応え、今大会では雪系競技が行われる平昌地区と、氷系競技が行われる江陵地区に設置されました。

 江陵エリアでは、選手村から徒歩圏内に設置。リオ大会では1フロアのスペースでしたが、今回は建物の3階と4階に計4つの部屋を用意しました。

提供される食事の一例(写真:アフロスポーツ)
ブッフェスペースがあるメインダイニング

 3階はブッフェスペースのあるメインダイニングに加え、3〜4人でミニテーブルを囲みながら食事ができる「チーム食部屋」と、壁際に向かって1人でゆっくり食事ができる「個食部屋」が、4階には靴を脱いでソファーでゆっくりコーヒーや紅茶が飲める「リラックス部屋」があり、それぞれ目的や気分に合わせた使い方ができるようになっています。

 メニューはごはんもの(白米、だし炊きごはん)と汁物(鍋、温麺など)、デザート(砂糖を使用した通常のものと低カロリーのもの)があり、7日間の日替わりで選手のコンディションと栄養面を考慮しながら組み合わせを決めて提供されます。取材日(6日)は試合前の調整期ということで、脂質控えめ、糖質強化、ビタミンB1強化と3つのポイントから献立が決められていました。

少人数でテーブルを囲みながら食事ができる「チーム食部屋」
1人でゆっくり食事ができる「個食部屋」

 施設運営で協力する味の素株式会社オリンピック・パラリンピック推進室の江崎氏によると、本施設の設置にあたり調理器具や調味料、栄養補助食品など約1.8トンもの荷物を日本から持ち込んだとのこと。一方、米や野菜、肉、魚などは事前に視察を重ねて決めた江陵周辺の調達先から、毎朝新鮮な食材がデリバリーされます。

 平昌入りした選手団の中では、開設2日ですでにスピードスケート、ショートトラックの選手ら約35人が利用しています。

 夏季大会史上最多となる41個のメダルを獲得したリオデジャネイロオリンピックに続き、平昌オリンピックでも食事・栄養の面から選手団の活躍を後押しします。

階段を上がると現れる「リラックススペース」
各メニューは7日間の日替わりで提供(写真上:フォート・キシモト、写真下:アフロスポーツ)
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