柔道女子78キロ超級で2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの山部佳苗(30)=ミキハウス=が6日、大阪府八尾市内で現役引退の記者会見を開き「やりきった。悔いはない。幸せな柔道人生だった」と晴れやかな表情を浮かべた。今後は指導者を目指す。
山部はリオ五輪では準決勝で敗れ、3位決定戦を制した。その後休養期間を経て、東京五輪を目指したが、代表を逃した。先月31日の講道館杯全日本体重別選手権で5位。「闘っている最中から『闘争心がない。選手としては終わりだ』と感じた」と引退を決めた経緯を明かした。
北海道出身の山部は払い腰が武器。全日本女子選手権を3度制覇した。(共同)
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