第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)

【閉幕に寄せて】日本代表選手団コメント(1)

2012.08.13  カテゴリ:オリンピック

ロンドンオリンピック日本代表選手団の今大会の感想や今後に向けた抱負など、閉幕に寄せるコメントを一斉配信します。

■陸上競技
・山縣亮太選手
 世界で戦う手応えをつかみました。自分の中で大きな経験になりました。今後世界大会に出場できる機会があれば、もう少し落ち着いて、自信を持って臨むことができます。世界のファイナルに進出したいと思っていますが、確かな手応えを感じました。

・江里口匡史選手
 今の自分は出し切ったと思います。オリンピックに出場することを目標にやってきて、その舞台で個人とリレーの2種目に出場して走りきっているので、結果を言えばきりがないですけど、今はその目標を達成できた自分を褒めたいなと思います。

・高平慎士選手
このチームでやれたことを誇りに思います。悔しい思いは今後の糧にできればと。自分なりに目標を立てて夢に向かって走れるようにするだけです。その中でリオが見えればしっかりやりたいと思います。

・飯塚翔太選手
 オリンピックは最高の舞台だなと感じました。ほかの世界大会と比べものにならないくらいの素晴らしい大会だと思います。このままでは終われません。もう1回ここに帰ってきて悔しさを晴らしたいと思います。

・横田真人選手
 目標としていた決勝の舞台には立つ事はできませんでしたが、日本の代表として世界と真っ向勝負をできたのではないかと思っています。そしてなによりも8万人の観衆の前でレースを楽しむことができたのは最高でした。4年後のリオデジャネイロでは、この経験を活かして必ずステップアップしたいと思います。応援ありがとうとうございました。

・中村明彦選手
 競技を終え、初めてのオリンピックは400mハードルで初めての失格で終わってしまいました。レース自体も自分の武器と思っていたものが通用しませんでした。レース後は悔しいというよりも心にぽっかり穴が空いてしまったような感覚でしたが、たくさんの応援と励ましのコメントを見て次のオリンピックで結果で恩返しがしたいと思いました。
 今回のことはしっかりと受け止め、400mハードルはもちろんのこと、十種競技にも生かし、十種競技も400mハードルも世界で戦えるような今までにいない選手になりたいと思いました。ありがとうございました。

・東佳弘選手
 ただただ世界の強さの前に自分の力不足を感じました。自分はこんなにも遅いのかと情けなくなりました。今年、私は多くのことを経験し、世界の強さを知りました。この経験を無駄にしないように今後も努力を続け、4年後またもう一度この舞台に帰ってきて世界と戦ってみたいと思いました。

・佐藤悠基選手
 結果は惨敗となってしまいましたが自分の力は出し切りました。世界の最高の舞台でパフォーマンスできたことを誇りに思います。
 今回の競技の結果からまだまだ力不足ということを痛感しました。世界で戦うために必要な能力の強化と自分の武器となるものを更に強化してレベルを上げていきたいと思います。ここまで来るまでに大勢の方にサポートや応援をしていただいたことに改めて感謝したいです。

・室伏広治選手
 今回は4回目のチャレンジでした。今年で38歳になるということで、体調を合わせてオリンピック本番の決勝に調子を合わせることは非常に難しかったのですが、多くの方のサポートもあり、この場に立ててメダルを取ることができてよかったと思います。

・ディーン元気選手
 悔しいのはもちろんですが、楽しかったです。この舞台に立てて幸せでした。4年に1回なのに一瞬なのかというのはありますけど、ここがオリンピックなんだなと感じました。次のオリンピックで絶対に金メダルを取りたいという気持ちが強いです。リオで巻き返したいです。

・村上幸史選手
 3投を投げ終わった段階で僕のオリンピックは終わったなと、今までの世界大会で一番早く思いました。このために北京からロンドンを目指すと決意してやってきた大会だったのですが、本当に一瞬でした。

・藤澤勇選手
 自分の力は出し切れたと思います。しかし、現時点での実力不足が鮮明に出て上位と全く戦う事が出来ませんでした。実力通りの歩きをしてもオリンピックでは戦う事が出来ないと感じさせられた大会でした。
 オリンピックの舞台で戦うためには、調子を合わせる以上に実力を身につけること大事だ感じました。今後の目標は、世界ランキング10位以内に入る記録を身につけること。4年後には、1時間18分台の持ちタイムでオリンピックに臨みたいです。
 応援して頂いた皆様、ありがとうございました。沿道からの声援には、とても勇気づけられました。

・鈴木雄介選手
 出場する前には世界選手権とそれほど差はないと考えていましたが、オリンピックという舞台は選手の気迫や観客の熱気が比べ物にならないほど大きく特別な舞台だと、肌で感じることができました。4年後のリオでは、その大きな舞台で活躍できるように成長したいと強く思いました。今大会ではシーズンを通して戦っていくことの大切さを実感することができたので、今後は大会の日で考えるのではなく、シーズン全体の結果を意識して強化していかなければなりません。そしてリオを考えるとこれからの2年間でトップレベルの選手にならなければ戦えないと思うので、これからの2年間を大切にしたいと思います。

・西塔拓己選手
 何もいいところがなく自分のレースができず悔しい気持ちでいっぱいです。今大会に出場して、今後はもっと陸上に対しての考えを厳しく持って2度とこのような悔しい気持ちにならないようにしたいと思います。
 僕は今回の大会を通してたくさんの課題を見つけることができました。そして今回感じたことはまだまだ自分は二流選手だということ。この経験を必ず生かしてもっと上を目指していきたいと思います。

・中野弘幸選手
 私は将来教壇に立つものとして、子どもたちが少しでも将来の夢や目標を持てるようになるための手助けがしたいという気持ちで今大会に臨みました。競技を終えて、「走り方が雑でも、他人に何と評価されようと、自分が好きな事を続ければオリンピックで走ることもできる」ということが一人でも多くの子どもたちに伝わっていてほしい。そのように思います。今大会の経験を教育現場でどのように生かすのか、今後考えていこうと思います。

・谷井孝行選手
 途中棄権という悔しい結果に終わってしまいましたが、自分の今の状態でベストの歩きはできていたと思います。今回のレースは競技人生の中で最も過酷なものでした。スタート地点に立つまでも精神的にギリギリのところでやっていました。この経験は必ず今後どんな状況になっても立ち向かえると思います。


・山崎勇喜選手
 失格になりとても悔しいです。皆様の期待に応えられなくて残念です。一生懸命になって下さったコーチに恩返しが出来なくて残念です。なぜこのような結果になったのかを分析し、改善していきたいです。また次世代のアスリートにこの経験を伝えたいです。

・森岡紘一朗選手
 自己記録を更新しての10位だったので、入賞するまでの力がなかったです。力を出しての結果なので後悔はありません。世界のレベルはどんどん上がってきていることが今回の結果でわかったので、まずは自己記録を上げていくことを最優先課題にしていきたいと思います。

・福島千里選手
 悔しい思いをしました。今シーズンの不信や不安を解消できずに臨んでしまった結果だと思います。種目のレベルも上がっていて、今大会に向けての調整ももちろん大切でしたが、力不足であることも強く感じました。今後は体づくりと、高いレベルの試合に出ることなど、常に世界との差を感じることのできる試合を多く積んでいけたらと思います。

・市川華菜選手
 自分の走りができたかどうかは分かりません。昨年の(世界陸上の)悔しさはここでしか晴らせないと思ったし、今回の悔しさは4年後しか晴らせないと思います。

・土井杏南選手
 オリンピックの舞台を走って世界の壁はまだまだ厚いなと感じました。まだまだです。もっともっと速く走りたいです。16歳でオリンピックで走ることができて、次へのステップになると思います。これからが勝負です。たくさんの方が背中を押してくれたので気持ちよく走れました。

・久保倉里美選手
 今回のオリンピックでの目標は準決勝で勝負することでした。そのために4年間、自分なりに準備してきたつもりでした。予選のレースはハードル間で若干詰まってしまいましたが、最後まで落ち着いて、自分のレースをすることができました。準決勝はとにかく前半からついて行くしかないと思い、やるだけのことはできましたが、ラストは全く力が残っていませんでした。結局は全然勝負にはならなかったけれど、自分なりの精一杯のレースだったと思います。
 2本目は動きが少し硬くなってしまった部分と、若干冷静な対応にかけていたという部分で課題が残りました。ただこれまで経験してきたことは着実にレースにいきていると思うので、次につなげていきたいです。
 2回目のオリンピックも前回と同じ結果に終わってしまいましたが、自分の中では受け止めています。苦しい時も周りの応援や支えがこんなにも力になったことはありませんでした。ありがとうございました。

・我孫子智美選手
 調子は良かったのですが、結果は4m25で自己ベストには及ばず、このような大舞台で結果を出す難しさと自分の力不足を感じました。しかし、皆さんの応援を受けこの大舞台で競技ができたことはとても幸せに思いましたし、またこの場に帰ってきたいと思いました。今回の経験をしっかり自分のものにし、心技体のレベルアップを行いたいと思います。

・福士加代子選手
 ロンドンオリンピックは、いつになく落ち着いていて、普段通りの力を出せたかなと思います。 世界との走りの差は、自分が思ってる以上にありましたが、実戦で体感して、いろいろと試せた部分と理想の走りを目の前で見られたこと、一緒に走れたことは、最高の経験でした。3度目のオリンピックが、一番楽しめたと思います。
 絶対的なスピードがあれば、もっと面白いレースができそうです。脳をもっと活用して理想な走りのイメージと鮮明に、これからの練習で活かしてきたいと思います。

・新谷仁美選手
 初めてのオリンピックは私にとって陸上の厳しさを改めて知る大会、レースになりました。環境に適応することから始まり、最初は戸惑うことばかりでしたが、レース当日までには自分のリズムに戻すことができました。レース後、気づかされることは沢山あったんですが、一つだけ挙げられるものは、最後まで全力を尽くして走ることができたということです。今後はタイムより内容より順位をしっかり頭に叩きこんで陸上生活を送っていきたいと思います。

・吉川美香選手
 オリンピックは出るだけで満足するのではなく、自分の力を発揮する場だと思っていました。でも後続に吸収されたときの走りがダメだったと思います。学ぶところがたくさんあったので、今後に生かしていきたいです。

・海老原有希選手
 世界と戦うということは簡単ではないし、自分自身の力を発揮する難しさというものを感じました。でも、試合自体はすごく楽しくて、もう一度ここで試合をしたいと思いました。オリンピックは、本当に大舞台だったし、想像していた以上に盛り上がりがありました。こんな貴重な経験をさせてくれる試合は他にないと思います。この経験を種目の仲間に伝え、そして共有して、仲間と共に世界を目指せるようにしっかり競技に取り組んでいきたいと思います。

・大利久美選手
 本来ならば歩き込みをする時期に怪我をしてしまった事や、極度の緊張で体調を崩してしまった事など、今大会前は不安要因が多くありました。結果が出せず本当に申し訳なく思っていますが、無事に完走できた事だけは良かったと思います。今後はスタートラインに立つ時までに、万全の準備をしたいと感じました。
 現地ロンドンまで駆け付けて下さった方や深夜にも関わらずテレビ観戦をして下さった方など、応援して下さった全ての方々に感謝をしたいと思います。本当にありがとうございました。

・渕瀬真寿美選手
 競技を終えての感想は、世界は強いと感じてます。でも、もっと力をつけて勝負したいです。今大会の経験をこれで終わる事なく、向上心を持ってやって行きます。本当に応援ありがとうございました。

・木崎良子選手
 目標であった入賞が果たせず悔しい気持ちです。また自分の課題でもある後半粘った走りをすることができず、残念でした。今後、自分に足りないスピードやスタミナを更につけていけるように努力していきたいです。またペースの変動に対応できるようにもしていきたいです。
 オリンピックという舞台に立たせていただいて自分にとって本当に良い経験をさせてもらいました。たくさんの声援の中で走らせてもらいレース中に何度も元気をもらうことができました。次は自分が元気を与えることができる走りをしたいです。ありがとうございました。

・重友梨佐選手
 初めて出場するオリンピックで順位、タイムともに恥ずかしい結果となってしまいました。そして、自分自身の弱さや世界の厳しさを改めて痛感させられた試合だったと思います。体調をベストにできなかったこと、完全な練習不足など反省点はたくさんありますが、そのなかでも完走できたことは本当に最低限の収穫です。苦しい場面の方が多かったけど、たくさんの応援があってゴールできました。また、大きな舞台でもレースの時には変な緊張はしなかったし、むしろ楽しめたと思います。今回の自分の反省点を一つ一つ消しながら、怖がらずにまたチャレンジしていきたいと思いました。

・尾崎好美選手
 今、出せる力を出し切る走りは出来ましたが、オリンピックに体調を合わせる難しさと世界との力の差を改めて痛感しました。何が悪いと言うよりも単純に自力の弱さだと思うので、更なる強化とそれに加えてレース運びのテクニックのバリエーションを増やしたり、もう一度よく振り返ってから感じたことを今後の競技や後輩たちに伝えて繋げていきたいです。初めてのオリンピックでしたが、日本チームのサポートで競技に集中して臨めたことに感謝いたします。