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2006.05.15 お知らせ

世界女性スポーツ会議、成功のうちに終了

5月13日、2006世界女性スポーツ会議くまもとは3日目を迎えた。午前中の全体会のパネルディスカッション「スポーツ文化へ変化をもたらす」には、パネリストとして木原光知子氏が参加。約20分にわたって木原氏の活動についてスピーチを行った。

夜には熊本城でガーデンパーティ形式のレセプションが行なわれた。会議参加者は熊本県の各JA婦人部手作りの郷土料理に舌鼓を打ち、太鼓の演奏やダンスを楽しんだ。

14日の最終日は、国際連合やユネスコなどの国際組織がこの4年間取り組んできた内容を報告し、今後の構想について、それぞれの所属メンバーがプレゼンテーションを行った。
次にIWGの今後についてスー・ニール博士が報告し、小笠原悦子博士が今回の会議の成果を「熊本協働宣言」として発表した。

世界女性スポーツ会議、成功のうちに終了
レセプションのフィナーレでは参加メンバーも舞台に上がりダンスを楽しんだ
世界女性スポーツ会議、成功のうちに終了
熊本協働宣言を発表した小笠原博士(写真右)

閉会セレモニーでは、4年後の2010年に行われる第5回会議の開催地、オーストラリア・シドニーを紹介するビデオが上映され、熊本在住の音楽家ダイチがアボリジニの楽器、ディジュリドゥを演奏した。
小笠原博士からIWG次期共同議長、オーストラリアのジョハナ・ベッシオ氏に会議フラッグが引き継がれ、ベッシオ氏は4年後の会議へ向けて抱負を述べた。
日本オリンピック委員会の小粥義朗名誉委員は、「ブライトン宣言に署名をしたのはつい昨日のことのよう。この会議で行われた連日の分科会などの様子から、前回のモントリオール会議に勝るとも劣らない成果が得られたと確信した。この成果をどう実行するかがJOCをはじめとするスポーツ団体の仕事であろう」という主旨の挨拶をした。続いて小笠原博士と幸山熊本市長が閉会の言葉を述べ、4日間にわたる世界会議は閉幕した。

【熊本協働宣言】
私たちは、スポーツを通して男女共同参画社会の実現のため、世界のスポーツ界に影響を持つ関係機関および個人が密接な協働を目指すネットワークを築き、今後4年間(2006-2010)、熊本会議で生まれた積極的な変化や参加というビジョンを確実に推進します。

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