日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恆和会長は仕事始めの5日、職員に向けて年頭挨拶を行い、「今年はいよいよオリンピックイヤー。選手強化本部が掲げた金メダル14個という目標の達成は、2020年の東京オリンピックに大きな弾みがつく。2020年以降の日本にスポーツ文化を根付けるという意味においても大きな一歩になる」と述べました。
また、昨年の国際サッカー連盟幹部の汚職やロシア陸連のドーピング問題に触れ、「国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長も年頭メッセージでふれているように、我々もスポーツの持つ高潔さ、誠実さを更に高めていく努力をしていかなければならない。そのためにもリオデジャネイロオリンピックでの日本選手団の活躍は重要。(スポーツの)信頼を取り戻し、価値観を再認識してもらう場になる」と述べ、JOC職員に対して「選手団のサポートを十分にやってもらいたい」と呼び掛けました。
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