仁川アジア大会の柔道男子日本代表が10日、東京都多摩市の国士舘大で強化合宿を公開し、井上康生監督は「非常に厳しい闘いになるが、全選手金メダルを目指してやっている」とりりしい表情で話した。
ポイントでリードを許している想定で、残り30秒から一本を奪う練習では同監督の「攻めろ、勝ち切るんだ」という声が響いた。100キロ超級の王子谷剛志(東海大)は、世界選手権銀メダルの七戸龍(九州電力)らとのリオデジャネイロ五輪代表争いを念頭に「アジアで勝ち、スタートラインに立てるかどうか。勝つ」と意欲を燃やした。(共同)
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