陸上男子ハンマー投げの室伏広治選手(39)=ミズノ=が10月に東京医科歯科大が新設する「スポーツサイエンス機構」の教授に就任することが16日に発表された。母校の中京大の准教授は退任し、活動拠点を愛知県から東京に移すという。
国立の東京医科歯科大は治療や競技用マウスピースの作製などでトップ選手を支援してきた実績がある。同機構は2020年東京五輪を見据え、選手の競技力向上と故障防止につながる練習方法などを研究することを目的とする。04年アテネ五輪金メダリストで体育学博士号を持つ室伏選手には、豊富な経験と理論を提供する役割が期待されている。(共同)
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