ロンドン、リオ両五輪に出場した寺本はスーツ姿に人生初というショートヘアで大阪府八尾市での記者会見に臨んだ。「とてもすがすがしい気持ち。これから新たな人生が始まるという意味で(髪を)切った」と笑顔で話した。
20年2月に左アキレス腱を断裂し、昨夏の東京五輪代表入りを逃した。その後も練習を続けたが、「自分が思っているよりも(心と体を)戻せなかった」と語った。
リオ五輪では日本代表の主将として団体総合で48年ぶりの4位と引っ張り「団体戦のためにやってきた」と振り返った。「代表チームのサポートができるようになりたい」と後進の育成にも意欲を示した。(共同)
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