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2022.01.06 お知らせ

山下会長が年頭挨拶 『JOC Vision 2064』達成へ「皆さんと力を合わせて新しい一歩を」

山下会長が年頭挨拶 『JOC Vision 2064』達成へ「皆さんと力を合わせて新しい一歩を」
山下泰裕JOC会長(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は仕事始めの1月5日、オンラインを併用して職員に向けて年頭挨拶を行いました。

 山下会長は冒頭で「まだまだコロナ禍の厳しい、予断を許さない状況が続きますが、気を引き締めて、皆で心を一つにして、我々が掲げた目標を目指してまい進していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶。続けて、この日が北京2022冬季オリンピック開幕まであと30日であることから、「日本代表の選手たち、TEAM JAPANが万全の準備をして大会に臨み、来たるオリンピックにおきまして、それぞれの夢に向かって生き生きと輝きながら挑戦していける、そうした環境を我々としては全面的にサポートしていきたいと思っています」と述べ、職員に向けて選手へのさらなる支援を呼びかけました。

 また、「今年もJOCはアスリートを我々の活動の中心に据えながら、さまざまな活動を展開してまいります」と述べた山下会長は、東京2020大会後に発表した『JOC Vision 2064』に触れて、「勝ち負けだけではないスポーツの価値を守り、創り、伝えていく。これこそがJOCの使命であり、責務であると考えています」と改めて強調しました。そして『JOC Vision 2064』を推進、達成するためにはJOCだけではなく、国内競技団体、日本スポーツ協会、日本パラリンピック委員会、日本スポーツ振興センター、スポーツ庁をはじめ、さまざまな団体との協力関係、連携をさらに深めながら活動を展開してくことが重要であると述べると、最後に「スポーツの最も大切な精神であるスポーツパーソンシップ、あるいはオリンピズムの精神が浸透した社会、フェアな社会、差別を認めない・許さない社会、相手をリスペクトし、支え合い、助け合っていく社会。こうした社会の実現へ、今年も皆さんと力を合わせて新しい一歩を踏み出していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。お互い、力を合わせて頑張っていきましょう」と締めくくりました。

山下会長が年頭挨拶 『JOC Vision 2064』達成へ「皆さんと力を合わせて新しい一歩を」
三屋裕子JOC副会長(写真:フォート・キシモト)

 次に、三屋裕子副会長が挨拶に立ち、「昨年は本当に厳しい声の中でのオリンピック開催となりましたが、コロナ禍の分断と孤立化の中で選手たちがスポーツの持つ本当の素晴らしい意味を体現してくれたと改めて思っています」と東京2020大会を振り、その中でJOC職員が選手たちの支えとなったことに労いの言葉をかけました。そして、昨年発表した新ブランド『TEAM JAPAN』のけん引者としてのさらなる活躍をJOC職員に期待するとともに、三屋副会長自身も「一丸となって頑張っていきたいと思いますので、どうぞ今年もよろしくお願いいたします」と決意を新たにしました。

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