東京五輪で史上最多の金メダル5個に導いた柔道男子日本代表の井上康生監督が30日、監督退任の記者会見をオンラインで行い「この貴重な経験を私自身が次なるステージでどう生かしていけるか。世の中で柔道を価値あるものにしていきたい。ほっとしている時間もない」と笑顔で語った。
2012年秋に就任した井上監督は30日限りで退任し、全日本柔道連盟強化副委員長に昇格。競技普及や魅力の発信などを担う新設の「ブランディング戦略推進特別委員会」の委員長も務める。
「終わりという言葉は当てはまらない。私の柔道ライフ、人生においても道半ば。まだまだ頑張ろうという感じだ」と精力的だ。(共同)
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