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2021.06.15 選手強化

「人間力なくして競技力向上なし」日本を代表し世界で戦うアスリートを目指して「令和3年度オリンピック有望選手研修会」を開催

 日本オリンピック委員会(JOC)は、選手強化事業ジュニア対策の一環として、JOCが認定したオリンピック有望選手及びその指導者を対象とした「令和3年度オリンピック有望選手研修会」を5月19日にオンライン形式で開催しました。

 本研修会は、JOC選手強化本部が掲げている「人間力なくして競技力向上なし」を根幹に据え、他競技選手・指導者との交流を通じ、世界に通用するアスリートが有するべき資質の向上を図り、さらなる競技力向上につながることを期待して開催するものです。今回は競技団体から推薦されたオリンピック有望選手、指導者ら合わせて131名が参加しました。

「人間力なくして競技力向上なし」日本を代表し世界で戦うアスリートを目指して「令和3年度オリンピック有望選手研修会」を開催
「スポーツ・インテグリティ入門」の講義が行われた

■スポーツ・インテグリティ入門

 研修会は、上田大介JOC選手強化本部インテグリティ教育ディレクターによる「スポーツ・インテグリティ入門~日本を代表するアスリートに求められるものとは~」の講義から始まりました。

 夢や目標を持つ大切さに触れ、JOC選手強化本部が掲げる「人間力なくして競技力向上なし」の意味合いを紹介し、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)日本代表選手団編成方針を示しながら、アスリートに求められるインテグリティについて説明しました。

「人間力なくして競技力向上なし」日本を代表し世界で戦うアスリートを目指して「令和3年度オリンピック有望選手研修会」を開催
小平奈緒選手(右上)、渡部暁斗選手(下)、上田大介JOC選手強化本部インテグリティ教育ディレクター

■オリンピアンによるトークセッション

 研修会の後半では、オリンピアンによるトークセッションを行いました。今回はJOCシンボルアスリートである渡部暁斗選手(スキー/ノルディック複合)、小平奈緒選手(スケート/スピードスケート)を迎え、上田ディレクターによる進行で話を伺いました。

 人間力に対する考えや日々の強化活動で大切にしていること、またSNSの活用方法など様々な話をしていただき、質疑応答では多くの選手から質問が挙がりました。渡部選手、小平選手からはこれから世界を目指す選手へのエールが送られるなど、交流を通じ非常に有意義なプログラムとなりました。

 研修会終了後のアンケートでは、5段階評価の上位2項目「大変良かった」「良かった」を選択した方が99%となり、参加者が高い満足度を得られた研修会でした。JOCはこれからもジュニア対策を大切に考え、選手強化事業を継続してまいります。

※この活動はスポーツ振興くじの助成金を受けて実施されました。

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