MENU ─ ニュース
2020.02.25 イベント

金藤理絵さん、三井梨紗子さん、竹内智香選手がゲスト参加「オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ」広島公演を開催

金藤理絵さん、三井梨紗子さん、竹内智香選手がゲスト参加「オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ」広島公演を開催
「オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ」広島公演を開催(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は2月11日(火・祝) 、広島文化学園HBGホールで「オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ」広島公演を開催しました。

 オリンピックコンサートは、全世界で行われているオリンピックデーイベント(オリンピックデーは6月23日)の一環として日本独自に開催しているイベントです。スポーツファンのみならず、普段スポーツやオリンピックに親しみのない方にもオリンピックの価値や素晴らしさを実感してもらうことを目的に、JOCのオリンピック・ムーブメント事業として1997年より毎年開催しており、感動的なオリンピック映像と壮大なシンフォニーオーケストラの共演は、毎年多くの方にご好評いただいています。

「オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ」は、およそ半年後に迫った東京2020大会への機運醸成と日本代表選手へのエールを全国で呼び起こすべく、JOCゴールドパートナーである株式会社三井住友銀行のご協力の下、全国6都市での開催を予定しており、広島では今回が初開催となります。

金藤理絵さん、三井梨紗子さん、竹内智香選手がゲスト参加「オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ」広島公演を開催
過去のオリンピックの名シーンや奮闘するアスリートの姿がスクリーンに映し出された(写真:フォート・キシモト)

 本公演は昨年のオリンピックコンサートに続き「輝く夢に向かって」をテーマに、指揮は齊藤一郎さん、演奏は大阪フィルハーモニー交響楽団が担当。オリンピアンで俳優の藤本隆宏さん(水泳/競泳・1988年ソウルオリンピック、1992年バルセロナオリンピック出場)がナビゲーターを務め、ゲストオリンピアンとして金藤理絵さん(水泳/競泳・2016年リオデジャネイロオリンピック金メダル)、三井梨紗子さん(水泳/シンクロナイズドスイミング※・2016年リオデジャネイロオリンピック銅メダル)、竹内智香選手(スキー/スノーボード・2014年ソチオリンピック銀メダル)が参加しました。

※現アーティスティックスイミング

 コンサートは2部構成で行われ、1964年10月10日の東京オリンピック開会式のために今井光也が作曲した『オリンピック東京大会ファンファーレ』で開幕。オリンピックの過去大会の映像とともに、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲の歌劇『運命の力』序曲、映画『E.T.』からジョン・ウィリアムズ作曲の“地上の冒険”などが演奏され、オリンピックの感動と興奮が呼び起こされる演出となりました。

金藤理絵さん、三井梨紗子さん、竹内智香選手がゲスト参加「オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ」広島公演を開催
トークコーナーでは竹内選手(左)、三井さん(中央)、金藤さん(右)が獲得したメダルを披露(写真:フォート・キシモト)

 第2部は、ジャック・オッフェンバック作曲の喜歌劇『天国と地獄』序曲でスタート。続いて行われたオリンピアンによるトークコーナー「輝く夢に向かって」では、ゲストオリンピアンの金藤さん、三井さん、竹内選手がステージに登壇。オリンピック出場までの道のり、オリンピックを通じて学んだことなど、現役時代の思い出やエピソードなどを交えて語りました。また、この日は3人がそれぞれ獲得したメダルを持参。見た目にも一層豪華なトークコーナーとなりました。

 そして最後に、今後の活動や夢について、金藤さんは「今こうやって私の経験をお伝えして、皆さんにもうちょっと、あと一歩でいいから頑張ろうという気持ちになってもらいたいと思い、水泳教室やこうしたイベントに参加させていただいています。私がやったことが正解ではなくて、いろいろなものを吸収しながら、自分に合ったものを皆さんに見つけていってほしいなと思っています」、三井さんは「今は大学院で勉強しながら、国際交流をもっと選手の時にやっておけばという思いがあって、英語も一から勉強し直しています。今26歳なのですが、これから先のほうが長いと思っているので、アーティスティックスイミング競技の良さ、スポーツの良さを伝えていく中で、国際交流も視野に入れて頑張っていけたらと思っています」と観客にメッセージを送りました。

 また、竹内選手は現在、自身の進退について考えている最中であることを明かした上で、「どちらにしてもスノーボードがあって今の私がいるので、スポーツの楽しさや、健康であることの大切さを伝えていきたいと思っています。どちらの道に進んだとしても応援していただけるとうれしいです」と、今後に向けての思いを語りました。

金藤理絵さん、三井梨紗子さん、竹内智香選手がゲスト参加「オリンピックコンサート2020 プレミアムサウンドシリーズ」広島公演を開催
『オリンピック讃歌』の華々しい合唱でフィナーレ(写真:フォート・キシモト)

 トークコーナーが終わると、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー作曲の幻想序曲『ロメオとジュリエット』、映画『ミッション』からエンニオ・モリコーネ作曲のメインテーマの情感あふれる演奏に乗せて、夢を諦めずに奮闘した日本人アスリートのレジェンドや、東京2020大会に向けて努力を重ねるアスリートたちの姿が次々と映し出されました。そして、最後は、NHK広島児童合唱団がスピロ・サマラ作曲の『オリンピック讃歌』を合唱し、美しい歌声とともにフィナーレ。鳴り止まない拍手に応えて、アンコールではモリコーネ作曲の映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のテーマが演奏され、盛大な拍手とともに2時間に渡るコンサートは幕を閉じました。

■プログラム内容
○第一部
・オリンピック東京大会ファンファーレ(今井光也)
・オリンピック・マーチ(古関裕而)
・歌劇「運命の力」序曲(ヴェルディ)
・映画「E.T.」から“地上の冒険”(ジョン・ウィリアムズ)
・歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲(グリンカ)
○第二部
・喜歌劇「天国と地獄」序曲(オッフェンバック)
・オリンピアン等によるトークコーナー〜輝く夢に向かって
・幻想序曲「ロメオとジュリエット」から(チャイコフスキー)
・映画「ミッション」からメインテーマ(エンニオ・モリコーネ)
・オリンピック讃歌(スピロ・サマラ) ほか

ページをシェア

関連リンク


CATEGORIES & TAGS


イベント の最新ニュース

    最新ニュース一覧