小林祐梨子さん、宮下純一さんらが参加「オリンピックデー・フェスタ in すみた」を開催

「オリンピックデー・フェスタ in すみた」を開催（写真：アフロスポーツ）

　東日本大震災の復興支援活動「オリンピックデー・フェスタ in すみた」が8月4日（日）に岩手県住田町の住田町生涯スポーツセンターで行われました。

　当日の実施内容は以下の通りです。

■参加オリンピアン・アスリート
・小林祐梨子（陸上競技）
　　2008年北京オリンピック　　　　　　　出場
・宮下純一（水泳/競泳）
　　2008年北京オリンピック　　　　　　　銅メダル
・大谷佐知子（バレーボール）
　　1984年ロサンゼルスオリンピック　　　銅メダル
・上山容弘（体操/トランポリン）
　　2008年北京オリンピック　　　　　　　出場
　　2012年ロンドンオリンピック　　　　　5位入賞
・出島茂幸（スケート/スピードスケート）
　　2010年バンクーバーオリンピック　　　8位入賞
・新井周（卓球）
　　2004年アテネオリンピック　　　　　　出場
・杉本美香（柔道）
　　2012年ロンドンオリンピック　　　　　銀メダル

■地元参加者
住田町にお住まいの方　107名

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手つなぎ鬼で笑顔を見せる上山さん（写真：アフロスポーツ）

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杉本さんは子どもたちとデカパン競争に参加（写真：アフロスポーツ）

■実施プログラム
＜開会式＞
・チームジャパン代表挨拶：宮下純一さん
「今日は、夏・冬のオリンピアンがたくさん住田に来ました。夏休みの宿題の絵日記や作文に『オリンピックデー・フェスタ』を書いてもらえるように、全力で取り組んで、思いやりの気持ちを忘れないようにして今日一日過ごせるように約束してください！」

・開催地代表挨拶：住田町教育委員会教育長　菊池宏さん

・選手宣誓

＜スポーツプログラム＞
手つなぎ鬼、デカパン競争、大玉ころがし、5色玉入れ

＜文化プログラム＞
全員記念撮影、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」合唱、オリンピアンとのQ&A、ハイタッチ、サイン会

＜閉会式＞
・競技結果：[金]イエロー（大谷佐知子さん、上山容弘さん）、[銀]レッド（小林祐梨子さん、出島茂幸さん）、[銅]ブルー（宮下純一さん）

・「つながる火」紹介：上山容弘さん

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オリンピアンとのQ&Aで質問に答える宮下さん（写真：アフロスポーツ）

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競技結果は、イエローが金、レッドが銀、ブルーが銅（写真：アフロスポーツ）

・オリンピアン挨拶(1)：小林祐梨子さん
「お疲れ様でした。今日、ねんざしちゃった子がいるんだけど、周りのみんなが『大丈夫』といって声をかけて、冷却スプレーで冷やしてくれていました。これがスポーツだなぁと。自分だけではなく、みんな一体になるのがいいと思います。今日の出会いをきっかけに何か目標になるものをもっていってほしいと思います」

・オリンピアン挨拶(2)：宮下純一さん
「夏休みがこれから続いていく中でみんな成長していくと思うんですが、今日のテーマ『スポーツから生まれる、笑顔がある。』で、ここにいるオリンピアンは、各競技・スポーツを通じて人と関わったり、勝つ喜びや負ける悔しさを知っています。乗り越える喜びこそ成長できる種です。もう、1年切りましたけれど東京にオリンピックがやってきます。スポーツを行っていないお友達がちょっと『私も頑張ってみようかな』と思ってもらえることを楽しみにしています。僕たちオリンピアンもこの東京に来るオリンピックを盛り上げますので、みんなそれぞれの視点でオリンピックを見て感じてもらえればなと思いました。頑張っているみんなと汗をかけたことがとても楽しかったです。ありがとうございました」

・オリンピアン挨拶(3)：上山容弘さん
「最初、チームになった時はぎくしゃくしていましたが、一人一人の協力で僕らは優勝することができました。ひとりでできないこともみんなで力を合わせればできるってことはたくさんあると思いますし、今回皆さんに感じてもらえたのだと思います。僕は、現役で東京オリンピック出場を目指して練習を続けていますので、皆さんに応援してもらえたらうれしく思います」

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被災地訪問では、オリンピアンたちが住田町役場を訪れた（写真：アフロスポーツ）

■被災地訪問
中上仮設住宅、木造仮設住宅（住田町役場に展示）
・震災当時に町長であった多田さん及び、仮設住宅での世話役であった金野さんから復興へ向けて行った支援などの話を伺いました。