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2019.06.20 その他活動

士別市と「JOCパートナー都市協定」を締結

士別市と「JOCパートナー都市協定」を締結
士別市は27都市目のパートナー都市となった(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は6月11日、新宿区のJapan Sport Olympic Squareにおいて士別市(北海道)と「JOCパートナー都市協定」締結調印式を行いました。

「JOCパートナー都市協定」は、2001年5月にJOCが策定した国際競技力向上戦略(JOC GOLD PLAN)の「強化拠点ネットワーク構想」の一環として、各都市(都道府県もしくは市)と連携し、自治体が所有するスポーツ施設をトップアスリートの選手強化に活用し、競技力向上を図ることを目的にスタートしました。
 2018年度に、締結都市からのサポートにより初期の目標は概ね達成されたことから、パートナー都市の位置づけの見直しを行い、今後はJOCと連携したオリンピック・ムーブメント推進事業を、継続的かつ長期的に実施していただける都市と締結することとしました。
 士別市は、JOCパートナー都市としては27番目、主たる目的を変更してからはじめて協定を締結する都市となります。

士別市と「JOCパートナー都市協定」を締結
竹田恆和JOC会長(写真:アフロスポーツ)

 調印式を終えた竹田恆和JOC会長はまず、士別市は1991年からこれまで28年連続でオリンピックデーランを実施し、今年もオリンピックデー当日の6月23日に開催されること、また、オリンピックデーランに合わせて「オリンピック教室」も積極的に実施するなど、オリンピズムやオリンピック・ムーブメントの推進に大きく寄与していることに感謝の言葉を述べました。さらに、これまで陸上競技の高橋尚子さん、野口みずきさん、有森裕子さん、スキー・ジャンプの髙梨沙羅選手ら数多くのオリンピアン、アスリートが士別市を合宿地として活用してきたことから「東京2020大会に向けて、今年も陸上競技を中心に多くの選手が士別市でのトレーニングを経て、オリンピックに向かうものと思います。士別市の温かいホスピタリティについては、すでに承知しているところですが、引き続き選手の強化に対してもご協力をいただけることを願っております」と、オリンピックに向けた選手強化の効果にも期待を寄せました。

士別市と「JOCパートナー都市協定」を締結
士別市の牧野勇司市長(写真:アフロスポーツ)

 続いて挨拶に立った士別市の牧野勇司市長は、士別市は年間延べ2万人を超えるアスリートが訪れる「合宿の里」であると同時に、オリンピックデーラン、オリンピック教室を積極的に実施するなど市民とオリンピアン、アスリートが広く交流の場を持っていることから「人口は1万9千人ほどと少ない街ではありますが、日本を代表するアスリートを子どもたちが目の当たりにできることは、本当に素晴らしい地域だと思います」と、スポーツの街としての魅力をアピール。また、「健康・スポーツ都市宣言」のもと市民がスポーツを通じた健康づくりを目指していることと合わせて、「スポーツを通して世界に友好の輪を広げながら平和に寄与するという、まさにオリンピック・ムーブメントの基本となるものをこれからも一生懸命取り組んでいきます」と、JOCパートナー都市としての決意を述べました。

<パートナー都市一覧>
1. 大阪市(平成14年7月30日)
2. 長野市(平成15年8月28日)
3. 福岡県(平成16年11月26日)
4. 福岡市(平成17年4月15日)
5. 広島市(平成17年9月14日)
6. 熊本県(平成18年5月11日)
7. 熊本市(平成18年5月11日)
8. 東京都(平成19年3月5日)
9. 北海道(平成19年12月18日)
10.札幌市(平成19年12月18日)
11.横浜市(平成20年3月28日)
12.広島県(平成20年4月14日)
13.兵庫県(平成20年12月1日)
14.神戸市(平成20年12月1日)
15.帯広市(平成24年3月3日)
16.秋田県(平成24年5月15日)
17.秋田市(平成24年5月15日)
18.川崎市(平成27年3月30日)
19.高崎市(平成27年4月3日)
20.千葉県(平成28年2月5日)
21.太田市(平成28年5月23日)
22.福山市(平成28年7月16日)
23.北九州市(平成28年12月16日)
24.加賀市(平成29年4月18日)
25.神奈川県(平成29年4月21日)
26.埼玉県(平成29年6月16日)
27.士別市(令和元年6月11日)
※日付は締結日

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