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2004.08.21 オリンピック

【自転車】500mタイムトライアルで大菅選手10位

【自転車】500mタイムトライアルで大菅選手10位
レース終了後、大菅選手は結果に一切悔いはない、と語った

8月20日、自転車のトラック種目が始まった。アテネ大会のトラック競技には男女190名が参加して行われる。
日本の1番手として登場したのは 500mタイムトライアルの大菅小百合選手だ。500mをいかに早く走るかを競うこの競技で、大菅選手は目標を34秒台とした。カウント0の電子音とともにスタートした大菅選手は上々の滑り出し。18、19日の練習で続けて出した1周タイムの自己ベストを0.1秒上回る走りを見せた。このままのスピードで残り1周を乗り切れば、目標に手が届く……。電光掲示板の大菅選手のタイムは35秒045。惜しくも目標には届かなかったものの、自らが持つ日本記録を 0.4秒縮める好タイム、順位としては10位にとどまった。スケートと並行しながら自転車を始めて2年余り。大菅選手の長い夏は5回目の日本記録更新をもって終わった。大菅選手はレース終了後、「ギリギリでも34秒台は出したかったけれど、とりあえず自己ベストが出せたので良かったです。この結果に悔いは一切ありません。今後自転車を続けるかどうかは、まだ考える余裕がありませんが、とりあえず次はスケートで2年後のトリノを目指します」と語った。
大菅選手を含み、この種目には12名がエントリー。優勝は今年の世界チャンピオン、オーストラリアのメアーズ選手、タイムは33秒952だった。

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