1976年モントリオール五輪体操男子団体総合金メダリストの藤本俊氏(67)が20日、米オクラホマシティーで行われた国際体操殿堂入りの記念式典に出席し「大変光栄。人生の最後の瞬間まで体操の普及に携わっていきたい」などと喜びを語った。日本人では13人目の殿堂入りとなった。
藤本氏は同五輪団体総合で後半自由の最初の床運動で右膝を故障したものの出場を続け、3種目目のつり輪では痛みをこらえて着地に成功した。その後は演技ができなかったが、体操ニッポンの五輪5連覇に貢献したことが評価され、スピーチでは「みんなに『侍魂』と言われた」と当時を懐かしんだ。(共同)
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