6月23日はオリンピックデー！ 平成20年度オリンピックデー記念式典を開催

日本オリンピック委員会(JOC)は、6月23日のオリンピックデーを記念し、6月22日、都内でオリンピックデー記念式典を行った。

近代オリンピックの復興と国際オリンピック委員会(IOC)の創設が決議された1894年6月23日を記念し、IOCは6月23日をオリンピックデーと定めている。世界各国・地域のオリンピック委員会(NOC)は、この日にあわせオリンピックの基本精神であるオリンピック・ムーブメントの普及と啓発のための記念式典や行事を開催しており、日本では毎年、JOCがオリンピックコンサートを開催し、これに合わせてオリンピック記念式典を行っている。

式典の冒頭で、挨拶に立った竹田恆和JOC会長は、スポーツを通じて世界平和に寄与するというオリンピック・ムーブメントの意義を再確認し、50日を切った北京オリンピックに向けて、日本代表選手へのますますの応援を要請した。また、6月４日にアテネ(ギリシャ)で行われたIOC理事会で決議された2016年オリンピック競技大会の第1次予選において、東京が第1位で通過したことについて、これに驕らず、一からスタートするつもりで計画を見直し、東京でオリンピックを開催する意義を多くのIOC委員の方々に伝え、信頼を築いていきたい、と語った。

続いて、昨年度活躍した選手を表彰する「平成19年度JOCスポーツ賞年度賞」の表彰式か行われ、竹田会長よりこの日来場した上村愛子選手(スキー)、夏見円選手(スキー)、池端花奈恵選手・巻下陽子選手・川西真紀選手(フェンシング)、池田信太郎選手・坂本修一選手(バドミントン)に賞状とトロフィー、記念品が授与された。