2015.10.24 その他競技情報

仁川アジア大会競泳・塩浦慎理選手に銀メダル、原田蘭丸選手に銅メダル授与

左から青木剛日本水連会長、塩浦慎理選手、原田蘭丸選手、橋本聖子選手強化本部長（写真：フォート・キシモト）

橋本選手強化本部長から銀メダルを授与される塩浦選手（写真：フォート・キシモト）

　昨年開催された第17回アジア競技大会(2014／仁川)のメダル授与式が21日、国立スポーツ科学センターの競泳専用トレーニング場で行われました。

　競泳男子の韓国選手にアンチ・ドーピング違反があったため、男子100メートル自由形で3位であった塩浦慎理選手が2位、同4位だった原田蘭丸選手が3位に繰り上がり、メダルを獲得しました。

　式には、日本オリンピック委員会（JOC）の橋本聖子選手強化本部長が出席し、塩浦選手に銀メダル、原田選手に銅メダルをそれぞれ授与。橋本選手強化本部長は両選手ならびに、現在合宿中の瀬戸大也選手、入江陵介選手らを前に「昨年のアジア大会の成果に対して、心からお祝い申し上げます。」

拡大写真を表示

橋本選手強化本部長から銀メダルを授与される原田選手（写真：フォート・キシモト）

拡大写真を表示

合宿中の選手たちと一緒に（写真：フォート・キシモト）

　また、「今年の世界水泳では３つの金メダルを獲得し、着々と来年のリオデジャネイロオリンピックに向けてチーム一丸となって頑張っているという報告も受けており、大変頼もしく思っています。特に水泳競技の皆さんは一致団結して、ともに頑張っていこうというチーム力が見られると思っています。来年のリオデジャネイロオリンピックでのメダル獲得に向けて一丸となって、頑張っていただきたい。」と激励しました。

　加えて、「リオデジャネイロオリンピックでは、私が日本代表選手団団長を務めます。前回のロンドンオリンピックでは日本代表選手団が獲得した３８個のメダルのうち、１１個を競泳陣が獲得するなど大活躍でした。皆さんのこれからの頑張りは、日本の子どもたちへの教育のひとつにもなります。また、先日のラグビーでもそうでしたが、国民の皆さんの心をひとつにすることにおいて、スポーツの力以上のものはないと思います。ぜひ自信と誇りを持って来年のリオに向かってください。」と、大きな期待を込めたエールを送りました。