MENU ─ ニュース
2023.09.01 イベント

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第5弾「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第5弾「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催
ミニチュアシューズワークショップを実施(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第5弾「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催
講師を務めた榧野俊一さん(左)段下浩三さん(右)(上)ゲストアスリートの野口みずきさん(下)(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は8月20日、日本オリンピックミュージアム(JOM)で、日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催しました。 第5弾となる今回は、スポーツウェア等の提供を通してTEAM JAPANを支える株式会社アシックス協力のもと、小学生の子どもたちと保護者を対象に、アスリートと一緒に長さ8cmのオリジナルミニチュアシューズを作るワークショップと、オリンピックの歴史や価値について学ぶミュージアム見学会を開催しました。
※「日本オリンピックミュージアム+」とは、オリンピック・ムーブメントの発信拠点である日本オリンピックミュージアムが、競技団体、TEAM JAPANパートナーとコラボした「アスリートと一緒に学ぶコンテンツ」を提供し、参加者に楽しみながら自分と社会とのつながりを深めてもらうプログラムです。

 当日は講師として、アシックススポーツミュージアムキュレイターの榧野俊一さん、段下浩三さんのお二人と、ゲストアスリートには野口みずきさん(陸上競技)が登場しました。当日のプログラムは2部に分かれて、「ミニチュアシューズワークショップ」と日本オリンピックミュージアム見学会が行われました。

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第5弾「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催
子どもたちと触れ合う野口みずきさん(写真:フォート・キシモト)

■ミニチュアシューズワークショップ
 最初に野口さんが「シューズはマラソンランナーにとって命の次に大事なものですので、ミニチュアシューズを皆さんと一緒に作るのが非常に楽しみです。楽しい時間にしていきましょう」と呼びかけ、会場が和やかな雰囲気になったところからワークショップが始まりました。
 今回、子どもたちが作るミニチュアシューズは本物のシューズと同じ素材を使用し、本物とほぼ同じ順序で組み立てていきます。また、シューズやアパレルの製造工程で出てきた端材を活用するという、サスティナブルな取り組みでもあります。

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第5弾「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催
完成まであと少し(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第5弾「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催
完成したミニチュアシューズを披露する野口みずきさん(写真:フォート・キシモト)

 まずはスポーツシューズの構造や種類、そして見た目の大きな特徴でもある「アシックスストライプ」の歴史などについて段下さんが解説していきます。そして子どもたちが配布されたキットの中にある8つの部品を机に広げると、それぞれの部品についての解説を交えながら、ミニチュアシューズの組み立てが始まります。実際のシューズの組み立て方に近いだけあって、子どもたちにとっては難しい工程もありました。中でも接着剤を塗布して部品同士を組み合わせていく場面では、なかなか上手に塗ることができなかったり、部品をくっつける位置が狙い通りにいかないなど、多くの子ども達が苦戦する様子が見受けられました。しかし、難しい箇所は榧野さんのアシストにも助けられ、大人顔向けの集中力を見せた子どもたち。約90分に及ぶ作業を経て、全員が素敵なミニチュアシューズを見事に完成させました。作り終わった後の子どもたちからは「思っていたより難しかった」「一足のシューズを作るのにどれだけ苦労するのかが分かった」といった声が上がり、また野口さんは「最初は簡単に出来るのかなと思っていましたが大変でした。達成感がすごくあります」とコメントしました。

日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第5弾「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催
2階のEXIBITION-AREAを見学(写真:フォート・キシモト)
日本オリンピックミュージアム+(プラス)夏休み子ども企画シリーズ第5弾「ミニチュアシューズワークショップ」with アシックスを開催
最後に記念撮影(写真:フォート・キシモト)

■日本オリンピックミュージアムを見学
 次のプログラムでは、榧野さんと段下さん、野口さん、子どもたちが一緒にオリンピックの歴史や価値について学ぶミュージアム見学会が開かれました。見学会では「オリンピックって何だろう?」という問いかけのもと、オリンピックシンボルや各大会の聖火トーチなどの展示品を見学し、自分なりのオリンピックについて考えを深めてもらいました。そして「オリンピックゲームス」エリアでは、子どもたちがジャンプコーナーやシンクロコーナーなど、オリンピアンの身体能力に挑戦し、盛り上がりました。

 見学終了後には、参加した子どもたちと榧野さん、段下さん、野口さんで記念撮影が行われ、最後に榧野さん、段下さん、野口さんからコメントが送られイベントが締めくくられました。

榧野俊一さん(アシックススポーツミュージアムキュレイター)
「難しかったかもしれませんが、皆さん頑張ってきれいなシューズを作ってくれました。多くの人たちの作業を経て一足のシューズが出来ていることを理解していただけたと思います」

段下浩三さん(アシックススポーツミュージアムキュレイター)
「皆さんが普段履いているスポーツシューズがどうやって作られているのか勉強になったかと思います。今日の内容を覚えておいてもらえたら嬉しいです」

野口みずきさん(陸上競技)
「オリンピックはアスリートにとって最高の舞台であり、出場したことで努力することや夢を持つことの大切さをすごく感じました。大変なこともあるかもしれないですが、夢を持って、そこに向かって一段ずつ階段を昇るように一つの目標に向かって進んでいって、大きな花を咲かせてください。いつかどこかで一緒に走ることができたらいいなと思っています」

ページをシェア

関連リンク


CATEGORIES & TAGS


イベント の最新ニュース

    最新ニュース一覧