昨夏の東京五輪柔道男子73キロ級で2連覇を果たした大野将平(旭化成)が10日、横浜武道館で行われた野村忠宏氏の競技普及イベント「野村道場」に参加し、約200人の小中学生と交流した。「子どもたちの笑顔が自分自身のエネルギーに変わった。こういったかすかな光を見つけながら、現役としてもがいていきたい」と胸中を語った。
30歳の大野は五輪以降、4月の全日本選手権のみの出場で国際大会は欠場。2年後のパリ五輪に向け、態度を明らかにしていない。
この日は得意の大外刈りを伝授するなど精力的に指導。試合で緊張する際に「集中、執念、我慢」と口にする逸話を披露した。(共同)
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