東京五輪で体操女子の種目別床運動銅メダルに輝き、日本勢初の個人種目の表彰台に立った村上茉愛(25)=日体ク=が8日、横浜市の日体大で引退記者会見に臨み「体操をやっていなければ、ここまで目標を持って生活していない。出会えて良かった」と思いを語った。今後は日体大女子体操競技部のコーチとして後進の育成に当たる。
10月の世界選手権では床運動で金メダル。日本女子初となる2度目の頂点に立ち「最高の形で引退できて幸せ。記録を塗り替えられて誇らしい」と感慨を込めた。指導者に転身し「多くの選手にメダルを取った喜びを味わってもらえるように貢献したい」と青写真を描いた。(共同)
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