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JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催

カテゴリ:就職支援
2021.10.22
JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
プレゼンを行った7選手。前列左から甲斐瑠夏選手、齋藤駿選手、山田紗也香選手、後列左から赤羽根康太選手、松井隆太選手、重弘喜一選手、田上駿選手(板橋美波選手はビデオ登壇)

 日本オリンピック委員会(JOC)は9月30日、トップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」の説明会を、東京都共催のもと対面及びオンライン形式の併用により実施しました。

 アスナビは、アスリートの生活環境を安定させ、競技活動に専念できる環境を整えるために、アスリートと企業をマッチングする無料職業紹介事業です。年間を通じて「説明会」を複数回実施し、企業に対してトップアスリートの就職支援を呼びかけています。2010年から各地域の経済団体、教育関係機関に向けて本活動の説明会を行い、これまでに209社/団体、335名(2021年10月4日時点)の採用が決まりました。

 今回の説明会は東京都との共催で行われ、13社18名(オンラインでの参加含む)が参加しました。

 最初に、中村裕樹JOCキャリアアカデミー事業ディレクターがアスナビの概要を説明。紹介映像、資料をもとに実際に登録されているトップアスリートの説明、雇用条件、夏季・冬季競技それぞれの採用人数、採用された競技、アスリート活用のポイント、カスタマーサポートなどを紹介しました。

 次に、就職希望アスリート8名がプレゼンテーションを実施。選手それぞれが作った映像での競技紹介やスピーチで自身をアピールしました。


JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
甲斐瑠夏選手
JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
松井隆太選手

■甲斐瑠夏選手(トライアスロン)
「私の目標はパリオリンピック出場。そして私の目指す本物のアスリートになることです。私が大切にしている言葉は感謝の力です。全てに感謝する気持ちを忘れずに力にできるアスリートこそ私の目指す本物のアスリートです。昨年はコロナ禍で部活動が行えず実家での練習がメインとなりましたが、大学生活中に養った計画性や競技力向上のための専門的な知識を駆使した結果、東京都トライアスロン選手権では3位、日本学生トライアスロン選手権では4位、日本トライアスロン選手権では15位の成績を収めることができました。6月に行われた東京都トライアスロン選手権で3位に入り、日本選手権への出場権も獲得することができました。大学卒業後は競技者として、一社会人として、全てに感謝の気持ちを忘れず何事にも積極的に前向きに取り組んで参ります」

■松井隆太選手(テコンドー)
「幼い頃から年上で自分より体が大きい選手と練習をしてきましたが、自分より体が大きいからといって諦めるのではなく、どう動けばいいのか、どうすれば勝てるのかといった考えを持ち続けてきました。中学2年生から高校2年生までジュニア日本代表に選ばれ、2015年のアジアジュニア選手権大会では3位に入賞。ジュニアからシニアに変わった高校3年生でも世界選手権大会やアジア選手権大会に出場することができました。世界ランキング上位者のみ出場することができるワールドグランプリにも出場することができました。練習時間の確保が難しくなった時には早朝4時からの練習を毎日続け、どんな環境でも集中して物事に取り組めること、より高い成果を達成するために考え行動することを学びました。延期になった世界選手権大会、アジア競技大会、ユニバーシアードでメダルを目指し、2024年パリオリンピックに向けて日々努力していきたいと思います。採用していただけましたら競技から学んだ経験を活かし、全力で取り組みたいと考えております」


JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
山田紗也香選手
JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
田上駿選手

■山田紗也香選手(バレーボール/ビーチバレーボール)
「私は中学校3年生でインドアバレーからビーチバレーボールに変更しました。高校に進学して本格的にビーチバレーボールに取り組むようになり、高校2年生の時にアンダー19のアジア選手権大会に出場し5位入賞。大学では1年生で大学選手権準優勝、2年生で3位、3・4年生で優勝することができました。今の大学選手権と日本のトップの大会では大きな差が開いてしまっていて、若い選手がトップの選手と一緒に同じコートに立って戦う機会がとても少なくなってきています。私は若い選手に少しでもビーチバレーの楽しさだったり奥深さというのを知ってもらいたいと考えているため、アスナビで就職させていただいて、所属企業様に応援とサポートをいただきながらワールドツアーやオリンピックで活躍して、若い選手に刺激を与えて、楽しいな、面白いなと思ってもらえるような選手になりたいと考えております。ご採用の程よろしくお願い致します」

■田上駿選手(陸上競技)
「私の強みはどんな困難な状況でも目標に向かって前進し続けられることです。自分には才能がないと諦めそうになっていた時に混成競技に出会いました。複数の種目で共通する要素は何か、どうすればその要素を鍛えられるのか、限られた時間の中で効率的に取り組める練習メニューを自ら考え、練習日記を書き、試合で常にベストパフォーマンスが出せる準備を積み重ねていきました。その結果、高校時には全国優勝を果たし、日本代表として世界のトップクラスの選手たちと戦うために日々練習に励んでいます。現在、体のメカニズムやパフォーマンス向上についての研究活動を進めており、世界のトップアスリートたちと戦うビジョンがより一層明確になってきたと思っています。私を採用いただけましたら、十種競技のチャンピオンの称号であるキングオブアスリートとして結果を残すことはもちろん、一社員として企業様の業績に貢献できるような働きを目標に掲げ取り組んでいくことをお約束致します」


JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
重弘喜一選手
JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
齋藤駿選手

■重弘喜一選手(スケート/ショートトラック)
「高校生の時に全日本ジュニアオリンピックカップで総合優勝し、第2回冬季ユースオリンピックでは混合リレーで銀メダルを獲得しましたが、大学1年生の時に眼窩底骨折の大ケガをしてしまい、スピードを出すことへの恐怖心が強くなっていきました。しかし、その中でも諦めずに努力を積み重ねた結果、2年前に初めてW杯に選考され、今年1月の全日本選手権では500mで優勝を果たしました。私は、競技を通して諦めずに続けることで、人は変われるということを体現することができたと思っています。そして、これらのことは社会においても必要な能力だと考えており、採用していただいた企業様に最大限に貢献させていただきます。支えてくださる方々への感謝を忘れず、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックで金メダルを獲得するという大きな目標へ向かっていく姿をお見せすることで、応援してくださる皆様に勇気を届けられるよう、精一杯頑張ってまいります」

■齋藤駿選手(スケート/ショートトラック)
「私は4人兄弟の末っ子で、ショートトラック競技をしていた姉、兄に憧れ、この競技を始めました。兄弟の背を追い、競技を続けることで世界ジュニア選手権及びW杯に出場できるまでに成長することができました。この競技を続ける理由はただ一つ、達成したい目標があるからです。それは、世界一小さな世界チャンピオンになることです。ショートトラックを通して、私はこの小さな体で今まで多くの目標を達成してきました。目標を達成する中で、不利な状況でも諦めず、自分の持っている知識や技術を駆使し体現してきました。その経験は、物事を違う視点から見ることで絶えず工夫し続ける力を私に与えてくれました。どのような環境に置かれても自分を成長させ、結果を出すことで、逆境の中でも企業様に貢献していきたいと思います。所属させていただく企業様のためにも、自分で掲げた目標を達成できるよう日々一生懸命努力しますので、ご採用のほどよろしくお願いいたします


JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
赤羽根康太選手
JOCの就職支援「アスナビ」:説明会を開催
板橋美波選手

■赤羽根康太選手(水泳/競泳)
「中学3年生の時に全国中学で準優勝したのをきっかけに自分の可能性を感じて、もっと上を目指したいと思うようになりました。大学2年生の時に過去最大のスランプに陥り、何のために泳いでいるのか、その意味を見失いそうになりました。それでも再度自分と向き合うことで自分を奮い立たせ、地道に努力を重ねた結果、昨年10月の日本学生選手権で日本ランキング3位の記録を出し、今年4月のオリンピック選考会でも、オリンピック出場は果たせませんでしたが6位となり、水泳連盟の設定するタイムをクリアし、大きな舞台でも結果を残すことができました。今後も来年の福岡での世界水泳、その先のパリオリンピックでのメダル獲得に向けて自分の課題と向き合いながら、日々成長していきます。私を応援してくださる企業の方々にはその姿勢と結果が活力となり、企業のブランドイメージ向上に貢献できる存在になるとお約束します」

■板橋美波選手(水泳/飛込)※ビデオ登壇
「私は高飛込を専門とし、2016年リオデジャネイロオリンピック、今回の東京2020大会に出場しました。飛込競技は日本では競技人口が少なく、知ってもらえる機会も少ないですが、オリンピックなど国際大会では会場が満員になるほど世界的にはとても人気がある競技です。私は目標に向かって努力することと、忍耐力には自信があります。小学3年生から飛込競技を始め、小学6年生からオリンピック出場を目指すために本格的に競技に取り組み始めました。リオデジャネイロオリンピックでは個人種目で8位入賞、東京2020大会ではシンクロ種目で6位入賞しました。今後は2024年のパリオリンピック出場、メダル獲得を目標としています。社会人になってからは飛込競技で学んだことを実践していき、日々支えてくださっている方々への感謝の気持ちを忘れずに、結果で恩返ししていきたいと思っています。どうか私の夢を一緒に追いかけていただけないでしょうか。精一杯頑張りますので、ぜひよろしくお願いいたします」

 説明会終了後には、選手と企業関係者との情報交換会が行われ、企業と選手がそれぞれ交流を深めました。





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