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JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会への説明会を実施

カテゴリ:就職支援
2020.09.28
JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会への説明会を実施
星野一朗JOC理事
JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会への説明会を実施
経済同友会の大西賢東京オリンピック・パラリンピック2020委員会委員長

 日本オリンピック委員会(JOC)は9月16日、トップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」の説明会を、初となるオンライン形式により実施しました

 アスナビは、アスリートの生活環境を安定させ、競技活動に専念できる環境を整えるために、アスリートと企業をマッチングする無料職業紹介事業です。年間を通じて「説明会」を複数回実施し、企業に対してトップアスリートの就職支援を呼びかけています。2010年から各地域の経済団体、教育関係機関に向けて本活動の説明会を行い、これまでに201社/団体316名(2020年9月16日時点)の採用が決まりました。

 説明会は公益社団法人経済同友会の会員を対象に行われ、12回目となる今回は24社36名が参加しました。

 最初に、主催者を代表して星野一朗JOC理事が、経済同友会の支援のもとオンラインでアスナビ説明会が開催されることへの感謝の言葉を述べました。続けて「彼らアスリートがひたむきに頑張る姿、困難に打ち勝ち壁を乗り越えていく姿は、御社の皆さまにも勇気や感動を感じていただけるものと思っております。課題を見つけ、克服し、昨日の自分に勝つために努力を惜しまない彼らの経験や知見は、採用された後には必ず御社の役に立てるものであると確信しております」とアスリート採用の効果を強調するとともに、「ぜひ彼らの背中を押していただき、私たちとともにその可能性をいっしょに高めていただくことができましたら幸いです」と述べました。

 続いて、経済同友会の大西賢東京オリンピック・パラリンピック2020委員会委員長が挨拶し、「経済同友会としては通算12回目を迎える大変息の長い取り組みの1つです。これまで築いてきたこの活動をやめるべきではない、いや、今こそやろうということで新型コロナウイルス禍以降、初のアスナビにチャレンジしてみることとしました」と開催の経緯を説明しました。そして、就職を希望するアスリートに向けて「いつも以上に緊張するかもしれませんが、これまでの私の経験ではむしろ、緊張しまくった皆さんの方が、地が出て好印象が残るような気がしてなりません。思いっきり緊張した姿を見せてください」とメッセージを送るとともに、参加企業へのアスリート支援を呼びかけました。

 次に、中村裕樹JOCキャリアアカデミー事業ディレクターが、動画を用い、アスナビの概要と、過去にアスナビを通じて採用されたアスリートと採用企業の担当者のコメントを紹介。さらに資料をもとに夏季・冬季競技それぞれの採用人数、採用された競技などを説明しました。


JOCの就職支援「アスナビ」:経済同友会への説明会を実施
小谷実可子さんがビデオで応援メッセージ

 続いて、オリンピアンからの応援メッセージとして、1988年ソウルオリンピックにおいて競泳・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)のソロ、デュエットで銅メダルを獲得した小谷実可子さんがビデオで登場。アスリートに向けて、新型コロナウイルス禍でも工夫すれば新たな学びがあり、成長につなげることができると語りかけると、参加企業に向けては「きっと企業の皆さまも今までとは違う形態の中で苦労されてきたと思います。でも、そんな時だからこそアスリートを仲間に加えていただくことで、前を向いて、信じて頑張るアスリートの背中にパワーをもらったり、あるいはうまく行かないときに『頑張れ』と声をかけることでチームワーク、絆が生まれることもあるのではないでしょうか。大変な状況ではありますが、このような中でそうした仲間を得るためにも本日、ぜひ新たな絆をいただけたらと思います」と、アスリートの採用を訴えました。

 最後に、就職希望アスリート5名がそれぞれの場所からリモートでプレゼンテーションを実施。スピーチをはじめ、映像での競技紹介などで自身をアピールしました。


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白井勝太選手
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荻原和選手

■白井勝太選手(レスリング)
「私は3歳の頃から父の影響でレスリングを始めました。中学1年生から高校3年生までJOCエリートアカデミーに在籍し、日本大学大学院を経て現在に至ります。これまで私は全日本選手権を2度制し、世界選手権やアジア大会に出場した経験があります。私のセカンドキャリアを含めた当面の目標は、私の競技人生で身体的なピークとなる28歳で迎えるパリオリンピックで金メダルを獲得すること、引退後は社会人として結果を出し企業に貢献していくことです。社員の方々とメダルの価値を共有したい、選手としてお世話になった恩を返していきたいという思いから、このような目標を掲げました。これから先はパリオリンピックで金メダルを獲得すること、自分の市場価値を高め続けることを目標に日々精進していきます」

■荻原和選手(スキー/フリースタイル)
「私の強みは目標に向かってコツコツ努力する力と、新たな課題にも粘り強くチャレンジする力があることです。この力は、仕事で苦しい局面に立ったとき、諦めずに最後まで対応していく力になると思っています。そして競技を通して、ここぞというときの集中力や、状況を読む力、先を見通す力を培いました。この力を仕事でも発揮して役に立てていきたいと思っています。もう1つ、母からの教えで『相手を思い、相手の気持ちを考えて行動できる人になりなさい』と言われて育ちました。相手の気持ちを汲みながら、よりよい人間関係を作っていくことも大切にしていきたいです。『相手を笑顔にする』をモットーに、人と関われる仕事でこの力を発揮していきたいと思っています。ぜひ、私をご採用くださいますよう、よろしくお願いいたします」


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岡崎遥海選手
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中園貴登選手

■岡崎遥海選手(カヌー/スラローム)
「競技を始めて、今年で16年目になります。私の夢は16年間変わらず、カヌーでオリンピックに出てメダルをとることです。そのために日々トレーニングを重ねています。私が16年間、ほかの競技に目もくれず一途にカヌーをしてきたのは、私が相当な負けず嫌いな性格だからです。そして、明日はこうしていこうと常に目標に向かってひたむきに努力できるところが私の強みだと思います。企業に入社後は、カヌーはもちろんですが、仕事にも専念し、人との関わりを大切にして生活していきます。私はアスリートですが、一人の人間として、仲間として見ていただけるよう努力いたします。また、ワールドカップやオリンピックに出場し、企業を世界にアピールします。そうすることで企業に貢献します。ご採用よろしくお願いいたします」

■中園貴登選手(体操/トランポリン)
「私は6歳の頃から競技を始め、高校進学時からはトランポリンの盛んな石川県へと練習の場を移しました。全国から集まるレベルの高い選手との練習や、たくさんの部員とのコミュニケーションは、私を選手として、また人間として大きく成長させてくれる要因となりました。昨年行われた世界年齢別大会ではチームのキャプテンに任命していただき、日本代表選手をまとめるという大役を務めることができました。これらの経験から得た責任感と達成感は、社会に出てからも生かせるものであると確信しています。現在の私の目標はオリンピックに出場し、メダルを獲得することです。私の競技での活躍で、企業の皆さまの働くモチベーションや一体感の向上に貢献できるようなアスリート社員を目指しております。採用していただけましたら、どのような仕事内容でも企業のために、そしてお客さまのために全力で努めます。ぜひ採用のご検討をよろしくお願いいたします」


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潮崎傑選手

■潮崎傑選手(陸上競技)
「私は十種競技を通して、日々振り返りを行い、課題を見つけることの大切さを学びました。練習日誌を毎日つけることで、試合や練習で良かったときの体調や感覚、悪かったときの課題を見つけることができ、試合での高いパフォーマンスの発揮につなげることができました。その結果、全国大会での優勝や日本高校新記録の樹立につながったと考えております。私が企業に就職させていただいた際には、アスリート社員として十種競技で培った強い精神力と経験を生かして、精いっぱい社業に取り組ませていただきます。また、2024年パリオリンピックの出場を目標に競技面でも結果を残し、企業や日本を盛り上げる選手になります。そして、競技だけでなく、社業とも両立し、誰からも応援していただける人間を目指しますので、ぜひ私を採用してください」





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