体操女子で2018年世界選手権個人総合銀メダリストの村上茉愛(日体ク)が29日、練習拠点とする横浜市の日体大での練習を約3カ月ぶりに再開した。全4種目の器具を使って3時間、軽めに体を動かし「やっとここに戻ってこられて安心した。またスタートできる」と笑みを浮かべた。
新型コロナウイルスの影響で4月3日に練習場が使用できなくなり、東京都内の実家に戻っていた。東京五輪の1年延期が決まった際は「すごく仕上がっていたのに、という悔しい気持ちもあった」と言うが、万全ではない現在は「状態を戻せたら、新しい技を入れてみたい」と前向きに捉える。(共同)
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