陸上男子短距離の桐生祥秀(日本生命)が20日、オーストラリア合宿への出発前に成田空港で取材に応じ「今季はいけるという手応えを見つけてシーズンインしたい」と抱負を口にした。
東京五輪を控える今季は出力を上げるために2キロの増量に取り組み「今の筋力と体重を、どうやって使うか」と合宿のテーマを挙げた。3月に現地で初戦に臨む予定で「気負わずに自分のレースをしたい」と話した。
昨年から靴裏に金属製のピンがない「次世代スパイク」を履くが、長距離用の「厚底シューズ」を巡る騒動の余波を受け、今季使用できるかどうかは不透明。「正直言って論点がずれている」と困惑を見せた。(共同)
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