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東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催

カテゴリ:オリンピック
2019.08.07
東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催(写真:フォート・キシモト)

 日本オリンピック委員会(JOC)は8月2日、第32回オリンピック競技大会(2020/東京)に向けた応援機運の醸成を目的とした「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを東京都新宿区のJapan Sport Olympic Squareで行いました。本プロジェクトは、1年後に迫った東京2020大会に向け、アスリートやスタッフ、ご声援いただく皆さまが一丸となって日本代表選手団への応援機運を高めていく事を目的に立ち上げたプロジェクトです。会場には、夏季、冬季オリンピック実施競技団体の役員や事務担当者、報道関係者約120名が来場しました。


東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
山下泰裕会長(写真:フォート・キシモト)
東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
大塚眞一郎理事兼オリンピック・ムーブメント専門部会長が本プロジェクトの概要を説明(写真:フォート・キシモト)

 最初に山下泰裕会長が挨拶に立ち、「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」について「日本中の思いが1つになり、まさに全員で最高のオリンピックを作り上げ、2011年の東日本大震災からの復興を目指す日本のバイタリティ、そして世界中から寄せられたご支援に対する感謝の気持ちを示したい。それとともに、東京2020大会を通して、そのレガシーの1つとしてスポーツとオリンピックの社会における新たなる意義を確立する。その決意と願いを込めてこの名称としました」と説明。そして、本プロジェクトは東京2020大会のみならず、2022年北京冬季オリンピック以降も見据え、継続的なオリンピック・ムーブメントの推進、機運醸成につなげていくことを述べると、「ぜひ一緒に団結して、心を1つにして、皆さまの力で最高のオリンピックを作り上げていきましょう」と呼びかけました。

 続いて、大塚眞一郎理事兼オリンピック・ムーブメント専門部会長が「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」の活動概要を発表しました。まず、本プロジェクトに込めた思いを明文化したステートメントを紹介。続けて、東京2020大会のレガシーをポスト2020へつなげていくことを願って生まれたシンボルマークについて紹介し、4色で構成された「赤=勇気」「青=協調」「黄色=栄光」「緑=希望」を意味していることや、日本の伝統文化の1つである折り紙の集合体としたデザインであること、そして、このシンボルマークの元となる折り紙は「団結ORIGAMI」として日本全国の皆さんが参加できることなどを説明しました。


東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
松岡修造さん(右)が公式応援団長に就任(写真:フォート・キシモト)
東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
「僕にとって応援は生き様」と松岡団長(写真:フォート・キシモト)

 次に、東京2020オリンピック日本代表選手団公式応援団長の任命式が行われ、テニスで1988年ソウルオリンピック、1992年バルセロナオリンピック、1996年アトランタオリンピックと、3大会連続で出場したオリンピアンでもある松岡修造さんの公式応援団長任命式が行われ、山下会長より任命状と団結羽織が渡されました。

 山下会長から託された団結羽織を身にまとった松岡団長は「僕にとって応援は生き様。テニスよりも才能があると思っています」と述べると、「応援は選手にとって勇気を届けるものであり、プラスに変換できる。そんな応援を目指していきたいと思っています」と宣言。さらに「選手たちを応援する皆さんを、僕は応援したいと思っています。選手、スタッフ、ボランティアがオリンピックに参加するのではなくて、全員が参加できると、僕は信じています。だから、本気の思いが1つになったとき、とてつもない大きな力になると思っています。今までにないくらい大きな応援にしていきましょう。そして、一人ひとりにとって特別なオリンピックにしていきましょう。さあ、心を1つに、全員団結、がんばれニッポン!」と熱い所信表明で“全員団結”を呼びかけました。


東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
吉田沙保里さん(写真:フォート・キシモト)
東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
高平慎士さん(写真:フォート・キシモト)

 続いて行われた「全員団結トークセッション」では、ゲストオリンピアンとして、2008年北京オリンピック陸上競技男子4×100mリレーで銀メダルを獲得した高平慎士さん。2004年アテネオリンピック、2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピックのレスリング女子フリースタイル55kg級で3大会連続の金メダルを獲得し、2016年リオデジャネイロオリンピックでは日本代表選手団の主将を務めた吉田沙保里さんが登壇。松岡団長とともにオリンピックや応援、団結にまつわるトークセッションを行いました。

 その中で高平さん、吉田さんが共通して語ったことが「応援はアスリートにとって大きな力になること」。これまでのオリンピックを振り返り、吉田さんは「応援はすごくパワーになりますね。日の丸が多ければ多いほど『あ、私の応援だ』と思いましたし、試合会場に入場するときに日の丸を掲げていただけただけで『よし、やるぞ!』という気持ちになりました」と話すと、高平さんも「陸上競技はメインのスタジアムを使わせていただけるのですが、あの大きなスタジアムの中で日の丸を振っていただける瞬間というのは自分が落ち着きを取り戻せる瞬間でもありました。また、声はほとんど聞こえないのですが、日の丸という1つになれるものが見えるだけで安心感がありますし、『やるぞ!』という気持ちになります」と、応援の力の大きさを語りました。

 一方、応援は『信じる』ことだと語った松岡団長。「その選手がやってきたことを出し切る、それを信じる思いが応援にとって一番大事なことなのではないかなと思います」と述べ、この応援の全員団結リレー成功の鍵を高平さんに尋ねると、高平さんは「やはりバトンパスが重要です。私たち2人をはじめ、松岡さんの応援の熱をどれだけの人たちに伝えていけるかどうかだと思います。松岡さんの『信じる気持ち』があれば大丈夫です」とアドバイス。この言葉を受けた松岡団長は「みんなに渡していけばいいんですね。分かりました!」といっそう気合が入った様子でトークセッションを締めくくりました。


東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
「団結ORIGAMI」を実演した(左から)松岡団長、高平さん、上野優佳選手、中山彩理香選手、吉田さん、山下JOC会長(写真:フォート・キシモト)
東京2020大会ヘ向け「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」発表イベントを開催
松岡団長が中心となり東京2020大会まで応援の力を届けていく(写真:フォート・キシモト)

 発表イベントの第2部では「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」の取り組みの一環である「団結ORIGAMI」の実演が行われ、松岡団長、高平さん、吉田さんとともに、JOCネクストシンボルアスリートの上野優佳選手(フェンシング)、中山彩理香選手(トライアスロン)が参加。今後、「団結ORIGAMI」として、国民の皆さんやアスリート本人に応援や決意などのメッセージを書いていただき、東京2020大会までの約1年をかけて集約していく事が説明されました。

 実演では、それぞれ丁寧に折られた折り紙には、松岡団長は「全員団結」、吉田さんは「夢追人」、高平さんは「夢を形に」、上野選手は「有言実行」、中山選手は「努力」、また、あらかじめ完成させていた山下JOC会長は「夢への挑戦」と、メッセージを書き込んだ「団結ORIGAMI」を披露。そして、これらの言葉に込められた意味、東京2020大会への思いをそれぞれ発表しました。

 なお、「団結ORIGAMI」は2019年9月以降に全国各地で行われる「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」イベント、並びに9月14日オープン予定の日本オリンピックミュージアムに設置されるコーナー内などで体験、参加することができます。また、本プロジェクトの今後の活動、情報は随時、特設サイトにて発信します。





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