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星奈津美さん、堀島行真選手らが参加「オリンピックデー・フェスタ in 塩竈」レポート

カテゴリ:震災復興支援
2018.03.30
星奈津美さん、堀島行真選手らが参加「オリンピックデー・フェスタ in 塩竈」レポート
「オリンピックデー・フェスタ in 塩竈」(写真:アフロスポーツ)
星奈津美さん、堀島行真選手らが参加「オリンピックデー・フェスタ in 塩竈」レポート
オリンピアン全員で慰霊モニュメントに献花(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は3月24日(土)、宮城県塩竈市の塩竈市体育館で「オリンピックデー・フェスタ in 塩竈」を開催しました。

 オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、オリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。

 塩竈市では2回目の実施となり、今年度最後(15回目)の開催となる今回の参加オリンピアンは、水泳・競泳の星奈津美さん、スキー・フリースタイルの堀島行真選手、バレーボールの奥野浩昭さん、体操・新体操の畠山愛理さん、フェンシングの千田健太さん、柔道の杉本美香さんの6名。塩竈市内小学1〜3年生の親子120名が参加し、運動会形式のスポーツプログラムや文化プログラムで交流を深めました。


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「おらほのラジオ体操」でウォーミングアップ(写真:アフロスポーツ)
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奥野さんがフェスタ初開催となる「アジャタ」にチャレンジ(写真:アフロスポーツ)

 今回は、フェスタ開催前に被災地視察の一環として、オリンピアンたちがマリンゲート塩竈の東側に位置する「塩竈市津波防災センター」を訪問。塩竈市を襲った津波の映像や、津波の大きさのシミュレーション映像などを通じて震災当時の説明を受けました。日本三景の1つである松島の一部を構成する「浦戸諸島」が天然の防波堤の役割を果たしたこともあり、塩竈市に押し寄せた津波は比較的低かったとのことですが、津波による漂流物が海産物などに大きな被害をもたらしました。しかし塩竈市の皆さんは、この大きな被害をもたらした海と断絶するのではなく、災害時の避難方法の模索などを通じて今後も海と向き合っていくという話を伺った後、オリンピアン全員で慰霊モニュメントに献花を行いました。

 視察終了後、オリンピアンはフェスタに参加。開会式では、オリンピアンを代表して杉本さんが「オリンピアンも塩竈市の皆さんと会うのを楽しみにしていました。今日はけがなく全力で楽しみましょう」と挨拶。また、開催地を代表して佐藤昭塩竈市長が「オリンピックデー・フェスタを塩竈市で2回開催してもらったこと、また塩竈の復興の為にモニュメントにて御祈願いただいたことが大変光栄。参加者の皆さんは温かいご支援を受け止めて、今日1日全力で楽しんで、もっとスポーツを好きになってください」と参加者に呼びかけました。


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堀島選手が子供たちと協力して「大玉ころがし」(写真:アフロスポーツ)
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スポーツプログラム終了後は親子で「花は咲く」を合唱(写真:アフロスポーツ)

「おらほのラジオ体操」でオリンピアン、参加者全員でしっかりと体を伸ばした後、スポーツプログラムでは6名のオリンピアンが5色のチームに分かれ、「手つなぎ鬼」「アジャタ」「小玉まわし」「大玉ころがし」の4種目を実施。特にフェスタ初開催となる「アジャタ」では入念な作戦会議が行われるなど、リーダー役のオリンピアンを中心にチームがまとまっていき、メダルを争う熱い戦いが繰り広げられました。

 続いて行われた記念撮影と「花は咲く」の合唱では、子供たちだけでなく大人も参加。文化プログラム「オリンピアンとのQ&A」では、「練習で辛くなった時にどうやって乗り越えていますか?」、「体を柔らかくするにはどうしたらいいですか」といった質問が寄せられ、奥野さんは「辛いのは自分だけじゃなくて周りも同じと思うことで練習も続けられる」、畠山さんからは「子供の時から毎日しっかりとストレッチを続けること」と回答が送られました。
 また、追加で質問を募集したところ、子供たちからたくさんの手が挙がりました。中でも「表彰台に立った時どのような気持ちでしたか?」という質問に対し、星さんは「1回目はとても悔しかったけど、2回目は挫折や壁を乗り越えた後のメダルだったので、とてもうれしくて達成感を感じました」と回答。普段聞くことのできないオリンピアンの気持ちを知ることができ、夢や目標に向かって頑張る子供たちにとって非常に貴重な時間となりました。


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子供からの質問に答える星さん(写真:アフロスポーツ)
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オリピアンと参加者一人ひとりが最後まで交流を楽しんだ(写真:アフロスポーツ)

 閉会セレモニーでは、堀島氏さんがオリンピックデー・フェスタの聖火として各会場を巡る「つながる火」を紹介。オリンピアン全員からの挨拶では、千田さんが「楽しさというのを常にもってスポーツに取り組んでいました。これからも常に楽しんで頑張っていきましょう」とメッセージを述べ、堀島さんは「自分も夢に向かって頑張っているので、皆さんも夢に向かって頑張ってください」と参加者にエールを送りました。

 閉会セレモニー終了後は、オリンピアンが参加者を見送るハイタッチ。その際、星さんがロンドンオリンピックの銅メダル、リオデジャネイロオリンピックの銅メダル、千田さんがロンドンオリンピックの銀メダル、杉本さんがロンドンオリンピックの銀メダルを持参。参加者はハイタッチに加え本物のオリンピックメダルに触れ、とても感動していました。また、ハイタッチ終了後にはオリンピアンとのふれあいサイン会を実施。オリンピアン一人ひとりがサインやコミュニケーションをとるなど、最後まで交流を楽しみました。


■参加オリンピアン
・星奈津美(水泳/競泳)
  2012年ロンドンオリンピック     銅メダル
  2016年リオデジャネイロオリンピック 銅メダル
・堀島行真(スキー/フリースタイル)
  2018年平昌オリンピック       出場
・奥野浩昭(バレーボール)
  1984年ロサンゼルスオリンピック   7位入賞
・畠山愛理(体操/新体操)
  2012年ロンドンオリンピック     7位入賞
  2016年リオデジャネイロオリンピック 8位入賞
・千田健太(フェンシング)
  2008年北京オリンピック       出場
  2012年ロンドンオリンピック     銀メダル
・杉本美香(柔道)
  2012年ロンドンオリンピック     銀メダル





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