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髙平慎士さん、逸見佳代さんらが参加「オリンピックデー・フェスタ in 盛岡」レポート

カテゴリ:震災復興支援
2017.12.15
髙平慎士さん、逸見佳代さんらが参加「オリンピックデー・フェスタ in 盛岡」レポート
「オリンピックデー・フェスタ in 盛岡」(写真:アフロスポーツ)
髙平慎士さん、逸見佳代さんらが参加「オリンピックデー・フェスタ in 盛岡」レポート
芳野さんが「手つなぎ鬼」にチャレンジ(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は2017年12月9日、岩手県盛岡市の盛岡体育館で「オリンピックデー・フェスタ in 盛岡」を開催しました。

 オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、オリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。

 岩手県では今年度最後の開催となり、陸上競技の髙平慎士さん、水泳・競泳の森田智己さん、スキー・フリースタイルの逸見佳代さん、バレーボールの大山加奈さん、ビーチバレーボールの中野照子さん、ボートの武田大作さん、ボートの芳野法一さんの7名のオリンピアンが参加。盛岡市及び盛岡市近郊の小学生142名が参加し、運動会形式のスポーツプログラムや文化プログラムで交流を深めました。


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大山さんも「手つなぎ鬼」で笑顔(写真:アフロスポーツ)
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休憩時間にはチアダンスチームによる「チアダンスデモンストレーション」が行われた(写真:アフロスポーツ)

 開会式ではオリンピアンを代表して、大山さんが「オリンピアン全員、皆さんに会うのを楽しみにしていました。まず仲良くなりたいのでしっかり話しましょう。そして皆さん、オリンピアン・チームのメンバーと一緒に金メダルを目指して頑張りましょう」と挨拶。続いて、開催地を代表して、市長代理として盛岡市市民部長の伊勢谷渉さんが「岩手県では38回目となりますデ―フェスタ、私たちの力になっています。本イベントに参加する子供たちにとって、オリンピアンと交流することができる非常に貴重な機会です。チームワークの大切さ、仲間への思いやり、フェアプレーの大切さを学びながら頑張って楽しんでください」と参加者に呼びかけました。
 そして、開会式終了後はオリンピアン来場へのお礼として、盛岡体育館近くにある上田小学校の子供たちによる「COSMOS」の合唱が行われました。透き通った声が会場内に響き、歓迎の気持ちがオリンピアンの心にもしっかりと届きました。

「ラヂオ体操」遠野弁版で体をほぐした後、スポーツプログラムでは7人が5色のチームに分かれ、「手つなぎ鬼」「デカパン競争」「ボール運び」「5色玉入れ」の4種目を実施。オリンピアンと子供たちが共に優勝を目指しました。また、盛岡開場では休憩時間に現地のチアダンスチームによる「チアダンスデモンストレーション」を行い、会場は大盛り上がり。さらに種目ごとに作戦会議を設け、オリンピアンの個性ごとに様々な作戦が立てられるなど、オリンピアンと子供たちの距離が近くなり、チームとして一丸となっていました。


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森田さんは「デカパン競争」のゴールでバンザイ!(写真:アフロスポーツ)
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子供たちからの質問に答え、アドバイスを送るオリンピアン(写真:アフロスポーツ)

 スポーツプログラム終了後は、全員で記念撮影と「花は咲く」の合唱。続いて文化プログラム「オリンピアンとのQ&A」では、「どんな練習をしていますか」「本番前に緊張をほぐすにはどうすればいいですか?」など質問が寄せられ、練習については森田さんが「練習は大嫌いだけど、目標を持って練習することで伸びていく。常に目標を意識して練習を行うと乗り越えられる」、緊張については逸見さんが「緊張はするもの、その緊張感を楽しむことが大切」とアドバイスを送りました。また、追加で質問を募ったところ、多くの子供たちが挙手。その中で、全オリンピアンに「小さいときの夢はなんですか」という質問があり、多くのオリンピアンがそれぞれ憧れのアスリートやオリンピックを挙げた中、中野さんは「海外に行きたい、パイロットになりたいと思っていました」、武田さんは「将来は農家になりたいと思っていました」、芳野さんは「海外で新聞記者になりたい」と回答し、オリンピアンから想像がつかない夢を聞くことができた子供たちは大変驚いていました。


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参加者からオリンピアンへの感謝メダルのサプライズプレゼント(写真:アフロスポーツ)

 閉会セレモニーでは、髙平さんがオリンピックデー・フェスタの聖火として各会場を巡る「つながる火」を紹介。最後のオリンピアン全員からの挨拶では、中野さんが「今日は優勝できてとっても嬉しかったです。初めてフェスタに参加しましたが、みんなが一生懸命プレーしているのを見て、非常に楽しかったです。スポーツに限らず、すべてのことに全力で頑張ってください」と参加者にエール。また、武田さんは「みんな元気で一生懸命できたと思います。チアや歌も私たちを笑顔にしてくれた。これからの生活も笑顔で元気に過ごしてください」ととメッセージを送りました。また、オリンピアンの挨拶が終わった後、参加者からオリンピアンへの感謝メダルのサプライズプレゼントがあり、オリンピアンたちも大変喜んでいました。


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参加者一人ひとりと握手、サインをしながらコミュニケーションを深めた(写真:アフロスポーツ)
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フェスタ終了後はコミュニティカフェ「マルシェ」を訪問し、展示作品の見学、食事会など交流を楽しんだ(写真:アフロスポーツ)

 閉会セレモニー終了後は、オリンピアンが参加者を見送るハイタッチ。その際、森田さんがアテネオリンピックの銅メダル、髙平さんが北京オリンピックの銅メダルを披露。参加者はメダルを直接持ってみたり、重さを感じたりと、本物のオリンピックメダルの感触を共有しました。また、ハイタッチ終了後は、オリンピアンとのふれあいサイン会を実施。子供たちは自分のチームのキャプテンではなかったオリンピアンとも積極的に会話をするなど、最後までコミュニケーションを楽しみました。

 フェスタ終了後、オリンピアンたちは被災地視察の一環として、もりおか復興推進しぇあハート村を訪問しました。最初に、危機管理防災課の方によるプロジェクトの経緯の説明を聞きながら、巨大なアート壁画を見学。アート壁画の大きさと完成度の高さにオリンピアンは大変驚いていました。
 次に、コミュニティカフェ「マルシェ」を訪問。施設内に展示してあった、編み物・ろうそく作りの説明を受けながら、作品展示部屋を見学。続いて「おれんじシスターズ」の方々に、現地の食材を用いた料理をふるまっていただき、オリンピアンと「マルシェ」の方々で食事会を開催しました。オリンピアンも食事会の中で、自己紹介等を通じて積極的にコミュニケーションをとるなど交流を深め、食事会終了後には記念撮影。また、サインのプレゼントも行い、「マルシェ」の方々からもお礼として手づくりのキャンドルのプレゼントをいただきました。
 最後のオリンピアンからの挨拶では、髙平さんが「私たちが元気や夢を与えないといけないところを、皆さんからたくさんのお土産や元気をもらえてとてもうれしかったです。私1人では微力ですが、復興に少しでも貢献したいと思います」と述べ、森田さんは「私は宮城県出身で、岩手県の皆さんと仲間だと思っているので一緒に東北で頑張りたいと思います」とコメントするなど、オリンピアンも「マルシェ」の方々のおもてなしに大変感銘を受けていました。

■参加オリンピアン
・髙平慎士(陸上競技)
  2008年北京オリンピック    銅メダル
  2012年ロンドンオリンピック  4位入賞
・森田智己(水泳/競泳)
  2004年アテネオリンピック   銅メダル
  2008年北京オリンピック    出場
・逸見佳代(スキー/フリースタイル)
  2006年トリノオリンピック   出場
・大山加奈(バレーボール)
  2004年アテネオリンピック   5位入賞
・中野照子(ビーチバレーボール)
  1996年アトランタオリンピック 出場
・武田大作(ボート)
  1996年アトランタオリンピック 出場
  2000年シドニーオリンピック  出場
  2004年アテネオリンピック   出場
  2008年北京オリンピック    出場
  2012年ロンドンオリンピック  出場
・芳野法一(ボート)
  1964年東京オリンピック    出場





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