HOMEニュース三宅宏実選手、山中詩乃選手、伊藤華英さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」レポート

ニュース

三宅宏実選手、山中詩乃選手、伊藤華英さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」レポート

カテゴリ:震災復興支援
2017.10.11
三宅宏実選手、山中詩乃選手、伊藤華英さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」レポート
「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は2017年10月8日、福島県いわき市のいわき市立南部アリーナで「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」を開催しました。

 オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、オリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。

 双葉町では初めてのオリンピックデー・フェスタ開催。また、今回のフェスタは震災後7年ぶりに復活した全町民参加の「ふたばスポーツフェスティバル(旧:双葉町民体育祭)と合同で行われ、双葉町が現在拠点としているいわき市内のいわき市立南部アリーナにて実施されました。

 今回の参加オリンピアンは、水泳・競泳の伊藤華英さん、体操・新体操の田中琴乃さん、ウエイトリフティングの三宅宏実選手、柔道の杉本美香さん、近代五種の山中詩乃選手の5名。双葉町の140名が参加し、運動会形式のスポーツプログラムや文化プログラムで交流を深めました。


三宅宏実選手、山中詩乃選手、伊藤華英さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」レポート
「てつなぎ鬼」にチャレンジする伊藤さん(写真:アフロスポーツ)
三宅宏実選手、山中詩乃選手、伊藤華英さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」レポート
山中選手は今回がフェスタ初参加(写真:アフロスポーツ)

 開会式では、主催者代表として大塚眞一郎JOC理事が「7年ぶりに復活する運動会に、オリンピアンと共にお手伝いできることをうれしく思います。今後のスポーツを通した、継続した復興支援活動をJOCとしてお約束します」と挨拶。伊澤史朗双葉町長からは「本日はスポーツを通じて、心身のリフレッシュを図り、参加者の交流を深めてスポーツフェスティバルを楽しんでください」とメッセージが送られました。また、オリンピアンを代表して三宅選手は「今日は全国に分散して生活されている双葉町の皆様が7年ぶりに集まって開催される運動会に参加できることを楽しみにしてきました。年配の方もたくさんいらっしゃるようにお見受けしますので、けがのないように楽しくコミュニケーションしながら皆さんと汗をかきたいと思います」と述べました。

「ラヂオ体操」福島弁版でウォーミングアップをした後、スポーツプログラムでは「手つなぎ鬼」「宝ひろい」「小玉回し」「5色玉入れ」の4種目を実施。5名のオリンピアンを中心にチーム一丸となって、優勝を目指しました。その中でも「宝ひろい」は双葉町民体育祭伝統の種目であり、懐かしくも新しい種目をオリンピアンと参加者の皆さんが一緒になって楽しみました。


三宅宏実選手、山中詩乃選手、伊藤華英さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」レポート
杉本さんが「宝ひろい」で笑顔(写真:アフロスポーツ)
三宅宏実選手、山中詩乃選手、伊藤華英さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」レポート
「5色玉入れ」でかごに入った玉を数える三宅選手(写真:アフロスポーツ)

 文化プログラム「オリンピアンとのQ&A」では、参加者から様々な質問が寄せられ、杉本さんは「失敗から気持ちを立て直すときは、周りを見てたくさんの人が支えてくれていることを意識して、またその人たちに笑顔になってもらいたいという気持ちになることで、また前を向いていきました」と、失敗したときも前を向く心構えを伝えました。

 閉会セレモニーでは、初参加の山中選手がオリンピックデー・フェスタの聖火として各会場を巡る「つながる火」を紹介。震災後7年目にしてスポーツで絆を深めた双葉町民の皆さんの気持ちをしっかり込めて、次の会場である「久慈」へとつなげました。
 最後のオリンピアン全員からの挨拶では、山中選手が「今日は、残念ながら唯一メダルに手が届きませんでしたが、負けはまだ上に行けるチャンスがあることなんだと思います。この負けを糧に、自分は競技のプラスにしたいと思いますし、皆さんは日常のちょっとしたことにチャレンジしてみてください」と現役の選手らしいメッセージを双葉町の皆さんへ伝えました。


三宅宏実選手、山中詩乃選手、伊藤華英さんらが参加 「オリンピックデー・フェスタ in ふたば」レポート
伊藤さんのブラックチーム、杉本さんのグリーンチームが同点の金メダル、田中さんのレッドチームが銀、三宅選手のイエローチームが銅メダルを獲得(写真:アフロスポーツ)

 閉会後は、オリンピアンが参加者をハイタッチで見送り、一人ひとりと笑顔を交わしました。その際、三宅選手がロンドンオリンピックの銀メダル、リオデジャネイロオリンピックの銅メダル、杉本さんがロンドンオリンピックの銀メダルを披露。参加者の皆さんは普段見ることのできない本物のメダルを間近で見て、感激と喜びの時間を共有しました。
 また、ハイタッチ終了後にはサイン会を実施。オリンピアンと双葉町の皆さんが言葉を交わすなど、ますます交流を深めました。

 フェスタ終了後、オリンピアンたちは被災地視察として、いわき市に開設した双葉町の高齢者が住まう特別養護老人ホームを訪問。オリンピアンが一人ひとりに語り掛けるなど、ホームの皆さんとふれあいを持ちました。

■参加オリンピアン
・伊藤華英(水泳/競泳)
  2008年北京オリンピック        8位入賞
  2012年ロンドンオリンピック      7位入賞
・田中琴乃(体操/新体操)
  2008年北京オリンピック         出場
  2012年ロンドンオリンピック      7位入賞
・三宅宏実(ウエイトリフティング)
  2004年アテネオリンピック       出場
  2008年北京オリンピック        6位入賞
  2012年ロンドンオリンピック      銀メダル
  2016年リオデジャネイロオリンピック  銅メダル
・杉本美香(柔道)
  2012年ロンドンオリンピック      銀メダル
・山中詩乃(近代五種)
  2012年ロンドンオリンピック      出場





ページトップへ