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澤野大地選手、中村真衣さんが参加 「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」レポート

カテゴリ:震災復興支援
2017.10.03
澤野大地選手、中村真衣さんが参加 「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」レポート
「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」(写真:アフロスポーツ)
澤野大地選手、中村真衣さんが参加 「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」レポート
中村さんらオリンピアンが子供たちと「手つなぎ鬼」(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は2017年9月30日、岩手県上閉伊郡大槌町の城山公園体育館で「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」を開催しました。

 オリンピックデー・フェスタは、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクトの一環として、「スポーツから生まれる、笑顔がある。」をスローガンに、オリンピアンやアスリートがスポーツを通じて被災地の皆様とのふれあい活動を行うイベントです。

 大槌町での開催はオリンピックデー・フェスタ最多の5回目。今回の参加オリンピアンは、陸上競技の澤野大地選手、水泳・競泳の中村真衣さん、バレーボールの大山加奈さん、スケート・スピードスケートの三宮恵利子さん、ソフトボールの馬渕智子さん、バイアスロンの目黒宏直さんの6名。大槌町在住の87名が参加し、運動会形式のスポーツプログラムや文化プログラムで交流を深めました。


澤野大地選手、中村真衣さんが参加 「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」レポート
馬渕さんは「デカパン競争」で笑顔の全力疾走(写真:アフロスポーツ)
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「大玉転がし」では澤野選手が奮闘(写真:アフロスポーツ)

 開会式では、オリンピアンを代表して中村さんが「今日のオリンピックデー・フェスタは、チーム競技です。チーム内で一人でも多くの方とコミュニケーションをとっていただき、たくさんの思い出に残る時間にしてください」と挨拶しました。
 大槌町教育委員会の伊藤正治教育長からは「今日は、8歳から84歳までが参加しています。フェスタの中でも年齢差76歳のフェスタは珍しいのではないでしょうか。このオリンピックデー・フェスタは、平成23年開始から本町では5回目となりますが、ずっと笑顔があふれ、元気があふれ、勇気をもらっています。今日もスローガンのように元気で笑顔になってもらえればと思います」とメッセージが送られました。

「ラヂオ体操」遠野弁版でウォーミングアップをした後、スポーツプログラムでは「手つなぎ鬼」「デカパン競争」「大玉転がし」「大綱引き」の4種目を実施。6名のオリンピアンをキャプテンにオリンピックカラー5色のチームに分かれ、大人と子供が力を合わせて優勝を目指しました。各種目で熱戦が展開された結果、大山さんのレッドチームが金メダル、澤野選手のブラックチームが銀メダル、三宮さんと目黒さんのグリーンチームが銅メダルを獲得しました。


澤野大地選手、中村真衣さんが参加 「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」レポート
三宮さんが「大綱引き」で参加者を応援(写真:アフロスポーツ)
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大山さんのレッドチームが金メダルを獲得した(写真:アフロスポーツ)

 文化プログラム「オリンピアンとのQ&A」では、オリンピアンそれぞれに向けて様々な質問が寄せられました。その中で、三宮さんは「夢、目標を持ち、前に進むためには自信を持つこと。『自信』は、自らを信じて頑張ろうということなので、皆さんもご自身を信じて進んでいただければと思います」と、選手時代から大切にしている言葉を参加者に送りました。

 閉会セレモニーでは、澤野選手がオリンピックデー・フェスタの聖火として各会場を巡る「つながる火」を紹介。大槌町から次の会場である「ふたば」へとつなげます。
 最後のオリンピアン全員からの挨拶では、大山さんが「今日はチームワークが素晴らしかったです。チーム一丸となって戦うにあたって、皆さんの応援がとてもチカラになりましたし、応援のチカラをすごく感じたフェスタになりました。これまで何回も大槌町に来ましたが、これからも大槌町で開催の際は参加したいです。皆さん、これからもよろしくお願いします」と話し、馬渕さんも「スポーツを通じて、子どもとおじいちゃんたち世代が一緒にスポーツをする機会は少ないので、今日は広い世代の方々とご一緒できて楽しかったです。来年もぜひ参加したいと思いました」と、来年も大槌町を訪問することを誓いました。


澤野大地選手、中村真衣さんが参加 「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」レポート
澤野選手が「つながる火」を紹介(写真:アフロスポーツ)
澤野大地選手、中村真衣さんが参加 「オリンピックデー・フェスタ in 大槌」レポート
オリンピアンたちは握手やサイン会で大槌町の人たちとの交流を楽しんだ(写真:アフロスポーツ)

 セレモニー閉会後は通常、オリンピアンがハイタッチで参加者を見送りますが、ここ大槌町では一人ひとりと握手、会話をしながらの見送り。その際、中村さんがシドニーオリンピックの銀・銅メダル、馬渕さんが北京オリンピックの金メダルを披露し、参加者は直にメダルにも触れました。
 見送りの後にはサイン会を実施。参加者は同じチームにならなかったオリンピアンともコミュニケーションをとるなど、交流を楽しんでいました。

 フェスタ終了後、オリンピアンたちは被災地視察として、実施会場の城山公園高台に上りました。大槌町でフェスタを行うたびに、オリンピアンたちはこの高台に上り復興の様子を見てきましたが、今もなお工事車両が行きかい、復興への道半ばであることが見て取れました。
 また前日には、昨年度、フェスタ当日の朝に震度6の地震に襲われ、やむなく実施を中止した船越小学校を訪問し、ミニフェスタを開催しました。その道中にもいまだ更地が多く、街を作り上げている風景を目の当たりにして、まだまだこの地域の復興が道半ばであることをオリンピアンたちは感じた様子。今回参加したオリンピアンは、今後も継続して足を運びたいと約束しました。


■参加オリンピアン
・澤野大地(陸上競技)
  2004年アテネオリンピック        出場
  2008年北京オリンピック         出場
  2016年リオデジャネイロオリンピック   7位入賞
・中村真衣(水泳/競泳)
  1996年アトランタオリンピック      4位入賞
  2000年シドニーオリンピック       銀・銅メダル
・大山加奈 (バレーボール)
  2004年アテネオリンピック        5位入賞
・三宮恵利子(スケート/スピードスケート)
  1998年長野オリンピック         8位入賞
  2002年ソルトレークシティオリンピック  出場
・馬渕智子 (ソフトボール)
  2008年北京オリンピック         金メダル
・目黒宏直(バイアスロン)
  1998年長野オリンピック         出場
  2002年ソルトレークシティオリンピック  出場





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