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2026.09.21 国際総合競技大会

テックボール日本代表が混合ダブルスで“歴史的”銀メダル獲得!世界最強タイの壁に屈するも、自国開催の大舞台で快挙達成

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混合ダブルスで銀メダルを獲得した早稲昭範・坂本唯那ペア(写真:ロイター_アフロ)
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混合ダブルス決勝でタイ代表ペアと対戦する早稲昭範・坂本唯那ペア(写真:共同)

 アジア競技大会(愛知・名古屋)で初採用された注目競技・テックボールは20日、名古屋市東スポーツセンターで混合ダブルス決勝が行われた。日本代表の早稲昭範/坂本唯那ペアは、世界最強を誇るタイ代表ペアと対戦。セットカウント0-2(4-11、5-11)で敗れたものの、堂々の銀メダルを獲得した。

 前日の準決勝で激闘を制して決勝進出を決めた日本ペア。会場には、その健闘と歴史的瞬間を一目見ようと大勢のサポーターが集結。会場外には一時入場制限がかかるほどの長蛇の列ができ、客席は立ち見が出るほどの超満員となった。試合前にはよさこいや和太鼓などの迫力あるオープニングショーが披露され、プレゼンターとして元サッカー元スペイン代表のカルレス・プジョル氏も登壇するなど、会場全体が大きな熱気に包まれる中で決戦の火ぶたが切られた。

 直前に行われた女子シングルスで銅メダルを獲得した坂本と、協会理事も兼ねる大黒柱・早稲のペアは、アジアの絶対王者・タイを相手にジャイアントキリングを目指してコートへ。

 第1セット、緊迫した空気のなか先制点を許すも、坂本が粘り強くレシーブで繋ぎ、早稲がテクニックを活かしたスマッシュを決めて会場を沸かせる。しかし、タイの圧倒的な打高から繰り出されるアクロバティックな強烈スマッシュやバイシクルキックに対処しきれず、2-9とリードを広げられる。日本も必死のラリーを展開したものの、4-11でこのセットを落とした。

 第2セットも立ち上がりから相手に主導権を握られる展開に。坂本が相手の猛打を華麗に拾う場面や、早稲の力強いスマッシュで5-8まで食い下がる場面も見られたが、相手の隙のない攻守に苦しめられる。5-10と追い込まれた局面でタイムアウトを取り、最後まで諦めずに喰らいついた日本ペアだったが、最後もタイのアクロバティックな一撃が決まりゲームセット。

 金メダルには届かなかったものの、自国開催の大舞台で日本テックボール史上最高成績となる銀メダルに輝き、観客からは惜しみない拍手が送られた。

■選手コメント(ミックスゾーンより)

早稲昭範
「正直な気持ちを言うと、すごく悔しい気持ち。銀メダルを獲れたことは素直に嬉しいが、優勝したタイとは総合的な力や技術力において、まだ差があると痛感した。ただ、今回の銀メダルは未来につながる非常に価値のあるもの。私自身、約10年前に誰もテックボールを知らない状態からスタートし、こうしてアジア大会という大舞台で超満員のホームの応援を受けながら戦えたことには感謝しかない。選手として全力を出し切ると同時に、協会として会場設営や準備など1から作り上げてきた大会でもあったので、無事に最高の形で終えられたことに感無量。これからは選手が競技だけに100%専念できる環境作りを進めると同時に、自分たちを超えていくような後継者を育成し、4年後のアジア大会や未来の頂点を目指していきたい」

坂本唯那
「悔しさと同時に、どれだけ練習を積み重ねてきてもタイとの間にはまだこれだけの差があると、痛いほど実感した試合だった。大声援の中で勝ちにいこうと全力で考え、プレーしたが、相手の強さに呑まれて自分たちの良さを出しきれなかった部分もあった。それでも、初開催となる日本での国際大会、そしてテックボールとして第1回となる記念すべきアジア大会でこうして銀メダルという結果を残せたことには大きな価値があると感じている。入場できない方がでるほど多くのお客様が集まり、最高の雰囲気を作ってくださったことに感謝している。この刺激を糧に、日本全体のレベルをさらに引き上げていきたい」

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