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2026.06.02 その他活動

JOCアスリートアカデミー『能登復興支援活動』を実施

JOCアスリートアカデミー『能登復興支援活動』を実施(写真:アフロスポーツ)
JOCアスリートアカデミー『能登復興支援活動』を実施(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は、一般社団法人スポーツを止めるなとの共催により、3月14日から15日の2日間、オリンピック強化指定選手、オリンピックネクスト強化指定選手、JOCエリートアカデミー生を対象としたJOCアスリートアカデミーの一環として、能登復興支援活動を行いました。

 本活動には、番所駿斗選手(体操/トランポリン)、芹野泰良マックスナー選手(アイスホッケー)、幸田朋優選手(フェンシング)、山田航大選手(スポーツクライミング)、矢澤亜季選手(カヌー/スラローム)、川野隼選手(ボブスレー/スケルトン)、河合利亜斗選手(テコンドー)、岩井麟選手(アメリカンフットボール/フラッグフットボール)、赤城明花選手(クリケット)、田井慶音選手(クリケット)、吉田向希選手(クリケット)、角田夏実さん(柔道)が参加しました。

 JOCアスリートアカデミーは、JOC Vision 2064「スポーツの価値を、守り、創り、伝える」の活動指針に掲げた「憧れられるアスリートの育成」を目指し、JOC選手強化中長期プロジェクトのアスリートワーキンググループの施策として、2023年度にプレスタートし、2025年度より本格的に始動しました。その過程で、アスリートから「社会課題の解決に関わりたいが、参加のきっかけが身近にない」との声が寄せられたことを受け、JOCアスリートアカデミーにおいてアスリートと社会の様々な課題解決を繋げる機会を設定することとなり、2025年3月に1回目、9月に2回目の能登復興支援活動を実施しました。

 活動初日は、能登半島の北東部に位置する珠洲市の「珠洲市上戸町寺社」を訪れ、上戸公民館を拠点に震災からの復旧を支援するボランティア活動に従事しました。活動場所となった公民館などの施設内には、依然として震災発生時のままの手付かずの資材や、破損した備品が散乱している状況にありました。 選手たちは、地域の復興に向けた一歩を後押しすべく、震災の爪痕が残る施設内の清掃活動を行いました。

清掃活動に勤しむ角田夏実選手(写真:アフロスポーツ)
清掃活動に勤しむ角田夏実さん(写真:アフロスポーツ)

 活動後には、地元の方々と意見交流会を実施しました。現在も続く避難生活の苦労や、震災からこれまでの歩み、そしてこれからの街の展望について直接話を伺うことで、被災地のリアルな現状と支援の必要性を肌で感じる貴重な機会となりました。

地元の方々からの研修や意見交換を行う選手たち(写真:アフロスポーツ)
地元の方々からの研修や意見交換を行う選手たち(写真:アフロスポーツ)

 翌日は珠洲市内の屋内運動施設「すずっこひろば」にて、地元学生を対象にスポーツ交流やディスカッションが行われました。選手たちが自ら考えたプログラムを基に、フェンシング、フラッグフットボール、クリケットを通して生徒の皆さんとスポーツを通じた交流を行いました。

地元学生を対象にスポーツ交流を実施(写真:アフロスポーツ)
地元学生を対象にスポーツ交流を実施(写真:アフロスポーツ)
昼食会場にて記念撮影(写真:アフロスポーツ)
昼食会場にて記念撮影(写真:アフロスポーツ)

 2日間の活動を終えた選手たちはそれぞれ以下の通りコメントしました。

■田井慶音選手(クリケット)
「道路もまだ復旧できていない状態で、見附島も形が大きく崩れていて、地震の力を感じました」

田井慶音選手(写真:アフロスポーツ)
田井慶音選手(写真:アフロスポーツ)

■河合利亜斗選手(テコンドー)
「自分たちアスリートは発信力があると思うので、能登にはこんなに良いところがあるということをどんどん発信していきたいと思いました」

河合利亜斗選手(写真:アフロスポーツ)
河合利亜斗選手(写真:アフロスポーツ)

■川野隼選手(ボブスレー/スケルトン)
「自分たちは環境が整っている状態でスポーツをやらせていただいていますが、競技に対する責任がより深くなりました」

川野隼選手(写真:アフロスポーツ)
川野隼選手(写真:アフロスポーツ)

■幸田朋優選手(フェンシング)
「片付けや会話する中で地元の方と繋ることができました。自分の競技のレベルも上げて、またこういった活動に参加していきたいと思いました」

幸田朋優選手(写真:アフロスポーツ)
幸田朋優選手(写真:アフロスポーツ)

■岩井麟選手(アメリカンフットボール/フラッグフットボール)
「(交流を通じて)楽しむということの原点に帰ることができたなと思います。地元の方々の純粋な楽しむ心からしか得られないものがあったので、本当に参加して良かったなと思っています」

岩井麟選手(写真:アフロスポーツ)
岩井麟選手(写真:アフロスポーツ)

■吉田向希選手(クリケット)
「僕自身、クリケットという競技を日本でやらせていただいていますが、『クリケットをやりたい』『楽しい』と言ってくれる子どもたちがいたことが、大変嬉しかったです」

吉田向希選手(写真:アフロスポーツ)
吉田向希選手(写真:アフロスポーツ)

■山田航大選手(スポーツクライミング)
「非常にやりがいを感じました。何かに熱中できるような子になってほしいし、そういう環境を僕らが作っていきたいと思いました」

山田航大選手(写真:アフロスポーツ)
山田航大選手(写真:アフロスポーツ)

■赤城明花選手(クリケット)
「『能登のことを忘れないでほしい』と言っていたのが印象に残っています。能登の方々の精神面などはテレビを通してではわからない部分なので、そういうところも学ぶことができました」

赤城明花選手(写真:アフロスポーツ)
赤城明花選手(写真:アフロスポーツ)

■矢澤亜季選手(カヌー/スラローム)
「今年も来させていただいて、復興と復旧は違うという印象を強く受けました。これから能登に対して自分がどう協力できるのかを、改めて考えることができました」

矢澤亜季選手(写真:アフロスポーツ)
矢澤亜季選手(写真:アフロスポーツ)

■芹野泰良マックスナー選手(アイスホッケー)
「地震に負けない自信ありというメッセージが書かれたお菓子をいただいて、能登の方々の強い気持ちを見させていただきましたし、自分も頑張ろうと思うことができました」

芹野泰良マックスナー選手(写真:アフロスポーツ)
芹野泰良マックスナー選手(写真:アフロスポーツ)

■番所駿斗選手(体操/トランポリン)
「元気を伝えるという形での支援でもありましたが、逆に自分たちが元気をもらいました。僕も石川県出身なので、競技でも結果を残して、良い報告ができるように頑張りたいなと思いました」

番所駿斗選手(写真:アフロスポーツ)
番所駿斗選手(写真:アフロスポーツ)

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