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2026.02.13 オリンピック

第25回オリンピック冬季競技大会(2026/ミラノ・コルティナ)TEAM JAPAN 結団式を実施

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第25回オリンピック冬季競技大会(2026/ミラノ・コルティナ)TEAM JAPAN 結団式を実施(写真:アフロスポーツ)

 日本オリンピック委員会(JOC)は1月18日、千葉県内で第25回オリンピック冬季競技大会(2026/ミラノ・コルティナ)のTEAM JAPAN結団式を、秋篠宮皇嗣同妃両殿下ご臨席の下、開催いたしました。式典には選手63名、監督・コーチ等35名のTEAM JAPAN総勢106名(1月16日時点)のうち、海外での遠征・合宿等に参加している選手らを除く約71名が出席しました。

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橋本聖子JOC会長(写真:フォート・キシモト)

 最初に海上自衛隊東京音楽隊の合奏による国歌斉唱が行われ、続いて主催者を代表して橋本聖子JOC会長が登壇しました。

 橋本会長は、「結団式は、TEAM JAPANが一堂に会し、日本代表としての自覚と責任、そして競技の枠を超えた一体感を確認する大変意義深い機会です。本大会は、都市と地域が連携して開催されるとともに、既存施設の活用や持続可能性を重視した未来志向の大会であり、新たなオリンピックの姿を示すものです。これまで選手の皆さんは、厳しい環境の中でも目標を失うことなく、日々の鍛錬を積み重ね、この大舞台への切符を掴んでこられました。その努力と覚悟に、心から敬意を表します。スポーツは人々に勇気と希望を届け、社会を前向きな方向へと動かす力を持っています。不確実な時代だからこそ、アスリートが高い目標を掲げ、努力を重ねながら競技に挑む姿は、挑戦し続けることの意義を社会に示し、多くの方々の心に強く響くものと確信をしております。この舞台では、これまで培ってきた力を存分に発揮し、自らを信じ、仲間を信じ、正々堂々と競技に挑んでください。そして、その姿を通じて、日本中、そして世界中の人々に感動と希望を届けていただきたいと思います。多大なるご協力を賜りました関係各位に厚く御礼申し上げるとともに、TEAM JAPANの皆さんに温かいご声援とご支援を賜りますよう心からお願いを申し上げます」と挨拶しました。

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伊東秀仁団長(左)から坂本花織旗手代行へ団旗授与(写真:フォート・キシモト)

 次に、TEAM JAPANの伊東秀仁団長をはじめ、坂本花織旗手代行ら各競技/種別の選手、監督・コーチ等を紹介。団旗授与では、故秩父宮殿下よりご下賜の団旗が橋本会長より伊東団長へ、伊東団長より坂本旗手代行へと授与されました。

 その後、秋篠宮皇嗣殿下がおことばを述べられ、TEAM JAPANを激励されました。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 本日、2月6日からイタリア共和国のミラノ及びコルティナ・ダンペッツォを中心に開催される、第25回オリンピック冬季競技大会の結団式にあたり、参加されるTEAM JAPAN の皆様とお会いできましたことを誠にうれしく思います。また、選手の皆様には、このたび、日本の代表に選ばれたことを心からお祝いいたします。

 ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックは、オリンピック史上初の複数都市による共同開催であり、ミラノでは氷上競技、そして、コルティナ・ダンペッツォを中心とする北部地域では雪上競技などが行われます。コルティナ・ダンペッツォにおいては、70年前の1956年に第7回オリンピック冬季競技大会が開催されております。このとき、本日ご出席の猪谷千春さんがスキー競技のアルペン男子回転で、オリンピック冬季競技大会における日本人初のメダルを獲得されたことをご存じの方も多いと思います。

 さて、今回のオリンピック冬季競技大会においては、スキーと登山の両方の技術を駆使するスキーマウンテニアリングが新たな競技として加わり、競技数で前回の北京大会を上回る8競技11種別116種目が実施されると伺っております。 参加される皆様には、競技の場に臨んでは、日頃の成果を存分に発揮し、すばらしいパフォーマンスを披露してくださることを期待いたします。

 そして、皆様一人ひとりがスポーツを通して世界から集う人々との交流を深められ、国際親善に努められることを願っております。

 おわりに、皆様のご活躍をお祈りし、結団式に寄せる言葉といたします。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

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清水真人文部科学大臣政務官(写真:フォート・キシモト)

 次に、来賓を代表して清水真人文部科学大臣政務官から祝辞が述べられ、「日本代表となられました選手の皆さんの日々の鍛錬と果敢な挑戦、これまでの弛まぬ努力に深く敬意を表します。昨年には東京で世界陸上競技選手権大会とデフリンピックが開催され、いずれの大会も連日大きな盛り上がりを見せました。現地で観戦をいたしましたが、こうした国際大会で生まれた熱気と感動により、スポーツが社会に大きな力をもたらすということを改めて認識をさせられました。選手の皆さんはこれまで積み重ねてきた練習の成果をいかんなく発揮され、日本代表としての誇りと自覚を胸にベストを尽くされることを願っています。指導者、家族、仲間など、皆さんを支えてきた多くの方々への感謝を力に、全力で挑むその姿は、必ずや日本中に夢と希望を届けるものと確信をしておりますとともに、TEAM JAPANの皆さんのご活躍をお祈り申し上げます」と激励しました。

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ジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア共和国大使館特命全権大使(写真:アフロスポーツ)

 また、ジャンルイジ・ベネデッティ駐日イタリア大使館特命全権大使は「スポーツはイタリアのアイデンティティの柱のような存在です。スポーツは常に社会の牽引役となり、数々の誇りと団結の瞬間を国民に与えてきました。イタリアはインクルージョンの歴史を誇ります。第1回パラリンピックは1960年にローマで開催されました。そして今大会は初めて異なる州に所在する2つの都市で開催されます。その地理的にも文化的にも異なる特徴を調和させるには、各当局の力を合わせることが必要です。複雑なチャレンジではありますが、この試みはスポーツ史に残るでしょう。不安定な国際情勢の中で世界がこれまで以上に平和を尊び、団結してほしいと願っています。そんな世界各国をイタリアで迎えることこそ、この開催の意義だと考えております。オリンピックが掲げる平和や多様性の尊重といった価値観は自然に協調し、イタリアの外交活動にも深く共鳴します。このため、イタリアは国際オリンピック委員会(IOC)と緊密に連携を取り、国連オリンピック休戦決議推進の一翼を担いました。この決議が日本を含め160か国以上の支持を得て、採択されたことを大変誇りに思います。そしてスポーツは日伊の友情を語るにはなくてはならない存在です。最も記憶に新しい東京世界陸上では、日本代表選手とイタリア代表選手が素晴らしい記録を収めるだけでなく、スポーツの価値を体現しました。今大会での皆さまのご活躍は、日本を輝かせ、160年前から互いを尊敬し協力し合う日本とイタリア、そして日本人とイタリア人を結んでいる友情の精神を代表してくださることを確信しております。ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックが、長い歴史を誇る両国関係の協和をますます強くしていくことを願い、イタリアはあなたたちをお待ちしております。がんばってください」と今大会への想いとTEAM JAPANへの歓迎の言葉を述べました。

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伊東秀仁団長(写真:フォート・キシモト)

 続いてTEAM JAPANから伊東団長が代表して挨拶に立ち、「本大会はイタリア共和国で行われる3度目の冬季オリンピックとなります。広域開催であり、競技は4つのクラスターに分かれて行われます。我々TEAM JAPANは3つの選手村と3地域のホテルに分散しての滞在となります。サポート体制は日本食の提供やリラックスできる環境を整えるため、ミラノ地区に『JOC G-Road Station』を設置し、各クラスター別に栄養に関するアイテムの提供をいたします。他にも日本スポーツ振興センター(JSC)によるサポート拠点も用意されております。また、ウェルフェアオフィサーを派遣し、選手や監督、コーチ等を始めとする関係者の心のケアも万全としております。加えて、社会的問題となっている誹謗中傷への対応についても、現地に事務所を設け、日本と緊密に連携しながら24時間体制で対応いたします。我々TEAM JAPANは日の丸を胸に競技の枠を超えてお互いに尊重し、支い合いながら強い結束力を持って本大会に臨んでまいります。選手、監督、コーチ等全ての関係者が心を一つにし、TEAM JAPANとしての誇りと責任を胸に最後まで全力を尽くすことをここにお誓い申し上げます」と語りました。

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坂本花織旗手代行(写真:フォート・キシモト)

 最後に、坂本旗手代行が「日本代表として法令、行動規範を遵守し、日本の文化、精神、礼儀正しさなど、参加各国地域の選手団に発信できるよう友好と国際親善に努めてまいります。今大会でのTEAM JAPANのコンセプトは、『ともに、一歩踏み出す勇気を。』です。私は冬季オリンピックに3度目の出場となります。競技においては負けず嫌いの性格を発揮し、ストイックに全身全霊を傾けて挑みます。一方、本大会は広域開催となり、選手の皆さんと現地で顔を直接合わせることが難しいようです。私は多くの方から[お笑いキャラ]と呼ばれていますが、TEAM JAPANのデジタルプラットフォームを活用し、私の明朗快活で天真爛漫なコメントを投稿し、TEAM JAPANを盛り上げていきたいと思います。これまでサポート、応援いただきました全ての皆さまに改めて感謝の意を表します。まだまだオリンピックに向けた最終予選が続いております。最後の最後まで、1人でも多くの選手が出場権を獲得し、活躍できるよう応援よろしくお願いいたします。最後にTEAM JAPANは日本の皆さま、全世界の皆さまにエネルギッシュな日本の選手の姿と笑顔をお届けできるよう大会に挑むことを誓います」と、決意を述べ、結団式を終えました。

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