公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)は、日本オリンピックミュージアム(JOM)での新たな取り組みとして「オリンピアンデー」を開催しております。本イベントは、来館者がオリンピアン(オリンピック出場経験を持つアスリート)と直接交流できる特別なプログラムで、オリンピック・ムーブメントの推進とスポーツを通じた交流の場の創出を目的としており、オリンピアンによる館内ガイドツアーや記念撮影を実施します。
初回となった10月19日には、パリ2024大会に出場した赤松諒一選手(陸上競技)と、北京2008大会とロンドン2012大会に出場した伊藤華英さん(水泳/競泳)が参加し、ガイド役を務めました。
赤松選手と伊藤さんは参加者と一緒にJOM2階のEXHIBITION AREAを見学。「世界とオリンピック」のコーナーでオリンピックの成り立ちやオリンピックシンボルにこめられた意味などについて紹介したり、「日本とオリンピック」コーナーでガラス面に刻まれているオリンピアンの名前を参加者と一緒に探したりしました。時にはボードを使って解説をしたり、自身が出場した大会の聖火トーチについて思い出も交えながら紹介するなど、オリンピアンならではの案内をしました。ツアーの最後には1階のWELCOME AREAに移動し、参加者と一緒に記念撮影を行いました。
イベント終了後、赤松選手は「JOMに来るのが3回目ぐらいでしたので、自分自身が勉強するつもりで一緒に見学させていただきましたが、皆さん楽しんでくださっていたので良かったです。オリンピックに込められた願いや理念というものが学べる場所ですので、ぜひ覚えて帰っていただいて、そういった観点からもオリンピックを楽しんでいただけたらなと思います」と、伊藤さんは「赤松選手のような現役のアスリートと一緒にJOMを見て回れるというのは私自身も嬉しいですし、皆さんもより興味を持ってくださったのではないかと思います。一緒に回るオリンピアンに質問してもらえたらきっと答えてくれますので、さらにオリンピックに詳しくなって、もっとオリンピックを楽しめるのではないかと思います」とそれぞれ感想やこれから来館される方に向けたメッセージを述べました。
今後の「オリンピアンデー」開催予定日・参加予定オリンピアンは下記のとおりとなっております。ぜひご来館ください!
■第2回
日時:2025年11月22日(土)
参加オリンピアン:田中琴乃さん(体操/新体操)、村上めぐみさん(ビーチバレーボール)
■第3回
日時:2025年12月20日(土)
参加オリンピアン:小谷実可子さん(水泳/アーティスティックスイミング)、米山知奈さん(アイスホッケー)
※12月以降も定期開催予定となっております。
お気に入りに追加
関連リンク
CATEGORIES & TAGS