太田雄貴専務理事が長崎スタジアムシティを見学

　8月8日、太田雄貴JOC専務理事が長崎県長崎市の「長崎スタジアムシティ」を視察しました。本施設は、ジャパネットグループが手掛けた大型複合施設で、2024年10月に開業しました。2万人収容のサッカースタジアム「PEACE STADIUM」を中心に、多目的アリーナ「HAPPINESS ARENA」、ホテル、オフィス、商業施設などが一体となって整備されています。

　見学は、株式会社リージョナルクリエーション長崎の岩下英樹代表取締役社長と田中久美執行役員によるプロジェクト概要説明から始まりました。開業までの経緯や施設概要、そしてスポーツを通じた地域創生に対する熱い想いに耳を傾けた後、太田専務理事はホテルやスタジアムなどの施設を見学しました。特に、試合日以外でもスタジアムが市民に開放され、座席での飲食やコンコースでの散歩が楽しまれている光景に、太田専務理事は強い関心を示していました。

　見学終了後、太田専務理事は「JOCはスポーツを通して夢を与え、平和に貢献することを理念としていますが、同時に収益を生み出せる組織へと変わっていくべきだと個人的に考えています。長崎スタジアムシティの取り組みは、スポーツを通じた平和への貢献にも繋がっており、これはIOCの理念とも合致するものです。これらの素晴らしい取り組みに敬意を表するとともに、多くの学びを得たいという強い想いがありました。今回の視察を通して得られた知見を、今後のJOCの活動にも活かしていきたいと考えています」と感想を述べました。