日本オリンピック委員会(JOC)は3月25日に「JOC中期計画2025-2028」(第2次中期計画)を公表しました。
本中期計画の対象期間は2025年度から2028年度までの4ヵ年です。本中期計画のポイントは5つです。1つ目は、アスリートとの更なる連携。2つ目は、国内外のステークホルダーとのより幅広く、より深い連携。3つ目は、スポーツを通じた社会連携の重要性。4つ目は、情報発信強化の必要性。そして、最後に特に大切にするターゲットとして将来世代を意識しているということです。JOCは2021年8月18日に公表した「JOC Vision 2064 スポーツの価値を守り、創り、伝える」を踏まえ、本中期計画のもと、2025年度より本会の各種事業や組織基盤強化を進めてまいります。
■JOC Vision 2064について
「JOC Vision 2064」は、JOCが長期的に追い求める“ありたい姿”を表したもので、永続性を示す意味から、1964年の第18回オリンピック競技大会(東京)から100年となる2064年をビジョンの名称に織り込み、「東京2020大会をみた子どもたちが、未来の社会を動かす中心にいてほしい」、そんな思いを込めて、「JOC Vision 2064」としました。
▽JOC Vision 2064:
「スポーツの価値を守り、創り、伝える」
▽活動指針:
「JOC Vision 2064」に基づき、以下の活動指針を掲げ、諸活動を進めてまいります。
○オリンピズムが浸透している社会の実現
オリンピズムを誰もが当たり前のように理解し、スポーツを通して豊かに生きる喜びが浸透している社会をつくる。
○憧れられるアスリートの育成
高い競技力と人間力を活かし、充実した人生を歩む、憧れの存在となるアスリートを育てる。
○スポーツで社会課題の解決に貢献
さまざまなスポーツ団体と連携し、スポーツの力を結集し国際社会が抱えるあらゆる課題の解決に貢献する。
「JOC中期計画2025-2028」の詳細はこちら
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